沖縄のきれいな海を子供たちにも残したい。いつまでも守りたい…
毎年ゴールデンウィーク恒例の那覇ハーリーが終わった途端、
沖縄は昨日から梅雨入りしました。
梅雨と聞くと、これからずーっと雨模様の日が続くのかな、と思いがちだが、
おじぃやおばぁによると、沖縄では梅雨の方が晴れる日が多いさぁ、とのこと。
確かに、1日中雨が降ることはないかも。
ざざっとスコールのように降るか、午前中はしとしと雨、午後からは晴れ、
なんてもことも多いにある沖縄だから。
雨が降りだしたら、軒先を借りて、あがるまで雨宿り。
そのうちあがるさぁ、というのが沖縄流です。
結局は、なんくるないさ〜(=なんとかなるよ)が
ベースにある島なんですね。
ちなみに梅雨入り初日の昨日は、26度のあっつい晴れ日。
今日は一転して、朝からしとしと雨です。
風が少しある。その風が、もやぁっと生暖かい。
空は雨雲が覆っているけど、こんな風のある日には雲が流れて、午後から晴れ間が見え隠れするかもしれないな。
今日は原稿書きで部屋にカンヅメだから、雨でもいいか。
普天間問題が全国レベルで取り上げられるようになった。国外・県外移転を願う県民の想いがこれまで全国に伝わらなかったことを思えば喜ばしいことだが、また県内移転という最悪のシナリオに向かっている。毎日毎日頭上を飛び交うヘリコプターの爆音にさらされ、いつ大事故になるかもしれない恐怖の中で生活する宜野湾市民。小学校の真上をすれすれに着陸する軍用機。いつになったらこの危険が取り除かれるのか。今回の政権交代に期待した県民の願いは、また裏切られるのか。
もうこれ以上、基地は必要ない。海をこれ以上汚染してほしくない。
海兵隊を受け入れたいと申し出ているグアムやテニアンなどの国外に即時出ていってほしい、と県民は願っている。
それでも抑止力という言葉に惑わされ続ける政府。居心地の良い沖縄に居座りたい米軍。彼らが沖縄から出たくない理由は、沖縄は気候はいいし、環境もいい。さらには日本政府から「思いやり予算」という名の巨額のカネまで米軍に支払われているからである。米軍人の住居費や水道光熱費などのすべてを、我々が支払う日本の税金でまかなってくれるこんなにイイ国、島から出て行きたくないと考えるのはあたりまえだろう。
それにしても、この「思いやり予算」が日本政府から支払われていることを、米軍上層部は一般の軍人は知らせていないらしいのだ。ひどい話である。だから一般軍人は、「カネももらわずに自分たちは日本を守ってやってるんだぞ!」という意識を持ち、それが態度にあらわれているのである。
まずは「思いやり予算」を廃止することを考えるべきだと思う。
そして、地元が望んでいる国外の地に即刻移転してほしいと願う。
2004年、宜野湾市の沖縄国際大学にヘリが墜落した事実を、もう一度思いだしてほしい。
普天間基地周辺の住民にとって、危険は常にとなりあわせなのだ。
ヘリが墜落した日、我が家の頭上を飛び交っていたのが墜落したヘリだった。
バタバタとうるさいローターの音が今でも耳に残っている。
朝から上空を旋回していたヘリの音が急に聞こえなくなったなと思った時、基地の反対側にある大学に墜落していたことを後で知った。
沖縄に暮らしているからこそ知る事実。恐怖。米軍人の破天荒な振る舞いや態度。この島にいなければ、わからないことだ。だからこそ一刻も早くこの負担を取り除く国外移転を県民は望んでいるのである。
それにしても政府の人たちが普天間基地を視察する時は、なんで休日なのだろうと思う。
そんな日にはヘリや軍用機は飛んでいないのに。静かな普天間を見に来てもなんの意味がないと思うのだが…。
このきれいな海を守りたい…。
by mahalohilo | 2010-05-07 11:15 | 沖縄 | Trackback | Comments(4)
ファルとは感動の対面になりましたか?
そちらは梅雨・・・こちら札幌はようやく桜が咲き始めてきたばかり。
遠いですね~。そして毎日のように普天間のことがニュースで流れていますね。。。難しいことはわかりませんが、口先だけの言葉って人には伝わらないのにな・・
と思ってみていました。
沖縄の海ってほんときれいですよね~
s
↑のブログを見てちょっとびっくりしました。
そんなに近くに米軍の人たちがいるんですね・・・・