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「NO OSPREY!!」の抗議シールをはがす米兵たちの異様な光景

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 ▲パイプライン上空を飛行モードから着陸モードに変えながら下りるオスプレイ


今、異様な光景を目撃した。
パイプラインと普天間ゲートが交わるところ。マイハウスというレストランから58号線大山交差点に下る広場沿いで、ついさきほど異様な集団を見かけたのだ。

若い外国人の一団だった。10人ほどが道沿いのガードレールに横一列になって群がっている。
なかには迷彩服を着た米兵もいた。
いったい何をしているのだろう。
車で通りすがりに見ていると、ガードレールにたくさん貼られたシールをはがしているではないか。
しかも黙々と。その姿と表情のない顔が異様に映った。

そのシールに描かれていたのは…。
「NO OSPREY!」の文字と、着陸モードのオスプレイのイラスト。

彼らはなぜこの抗議シールをはがすのか。
オスプレイの運用の必要性に自信があるのなら、シールがはられたとしても自信をもって説明をつくせばいいのではないか。カゲでこそこそとはがすのは自信がないからか、なにかうしろめたいことがあるからなのか。
抗議のシールすら人の目に届かないようにはがしてしまう行為に怒りをおぼえた。
運転中だったので写真を撮れなかったのは残念だが、そんなことが起こっていたと伝えたくてブログに書いている。

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そういえばもうひとつ先日、同じ普天間ゲートから大山交差点に向かう坂で目撃した異様な光景がある。それは機動隊のバスの目の前でのこと。
ゲートから車が出てくるたびに、ひとりの男がプラカードをかかえて、飛び跳ねていた。

そのプラカードに書かれていた文字は…。
「Welcome OSPREY!!!」「Thank you OSPREY!!」

一瞬目を疑った。
数ヶ月前に、あれほど抗議のために県民が集まった同じ場所で、である。
たったひとりの行動かもしれない。しかし、あのひとりの行動=掲げたプラカード、を見た米兵はどう思うのか。5万人の行動は耳に入らなくても、たったひとりの行動を見て、オスプレイは歓迎されているのだ。感謝されているのだ、と思うかもしれない。

そう思って見ていると、ゲートからひとりの米兵がジョギングしながら坂を下りてきた。
男と米兵は笑顔でハイタッチ!
これも異様な光景だった。

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by mahalohilo | 2013-02-06 16:43 | 沖縄 | Trackback | Comments(0)  

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