馬場俊英「野音でピース!」で思ったこと

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6/23は、馬場俊英くんの日比谷野外音楽堂での久しぶりのライブ「野音でピース!」の日。
このライブが観たくて、昨日東京にやってきた。
今日は、昼過ぎまで青空が見えるいい天気だった。
前回の「野音でピース!」は最初からずっと雨だったから、今回はどうにか雨に我慢してほしいと思っていた。
地下鉄の霞ヶ関に着いた時、空は灰色の雲に覆われていた。
でもまだ大丈夫。雨雲はない。
沖縄でいつも空を見ているから、空と雲の動きを見ればだいたい予測はつく。もうしばらくはこのままだろう。

17時、ライブは始まった。
ツアーのファイナル。しかも想い出の日比谷野音。
今日はバンドスタイルでのライブだ。ギター後藤くん(元キンモクセイ)の姿も見える。
最初の数曲は、PAの出音を少し抑えているのか、馬場クンのボーカルがバックの音の中に埋もれ気味だった。アコギの音も小さすぎる。バンドサウンドのふくよかな感じが出ていない。
しかしそれも「小さな頃のように」あたりで改善し、かなりクリアな音になった。

と思っていたら、急に雨がぽつり。そして本降りになった。
客席は一気に雨合羽の白が広がる。みんな偉いな、ちゃんと雨の準備をしていて。雨の準備をしてこなかった僕は即売店に走り、雨合羽をゲット。なんの問題もなく客席で見ることができた。
(レコード会社のT氏は、僕をステージ横に避難させてくれようと携帯に連絡をしてくれていたのに気づかず、失礼しました)

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そこで本日のスペシャルゲストのコブクロ小渕クンが登場。大歓声を浴びる。
曲はもちろん「三つ葉のクローバー」。ババコブで歌われる貴重な瞬間に立ち合うことができた。
さらにこの日のために新しく作ったという「風の中のエバーグリーン」を歌ってくれた。
馬場クンが歌詞を何度か書き直したため、完成したのは昨日だったというエピソードも。二人が奏でるアコギの音色と爽やかなメロディーに心が洗われた。(それにしても転調の多い楽曲だなぁ)
この曲が終わる頃には雨もあがっていた。さすが晴れ男・小渕。

小渕はアンコールにも再度呼び込まれて、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」も一緒に歌ってくれた。
馬場クンいわく「『ボーイズ・オン・ザ・ラン』をもっともうまくハモる人」だそうだ。


そしてラストの曲の前のMCにぐっときた。
小さい頃の話だ。
馬場クンは男三兄弟のまんなか。隣りには父親の兄の家があり、馬場クンと同じ齢の長女を筆頭に、年子の三姉妹が暮らしていた。隣りで暮らす伯父さんはよくキャッチボールの相手をしてくれたのだという。その伯父さんは馬場クンが10歳の時に他界。それ以降、三姉妹は母親ひとりの手で大きくなるまで育てられた。今思うと、忙しく働き、毎日毎日食事の支度をし、掃除も洗濯もし、ガムシャラに働いて子供を育ててきたその母親のすごさを実感していると、馬場クンは話していた。
その想いが「平凡」や「スーパーオーディナリー」に繋がっているのだと。
そしてそういう想いを歌にした最初の曲「男たちへ 女たちへ」が歌われた。

あたりまえのことを毎日毎日続けていくのは、本当は一番大変でむずかしいことなのかもしれない。

毎日会社に行って育ててくれた亡き父、そして毎日家事をしながら時間が空いた時はパートに出て、あたりまえのように子育てをしていた母に、感謝しなきゃいけないな。そう思った「野音でピース!」だった。



楽屋での馬場クンは、ライブを終えた安堵感と達成感で高揚していた。
ライブの感想を伝えたら、あの優しいこぼれ出る笑顔で、「ありがとうございます」と言って手を差し出して握手をしてくれた。その手は彼の心のように、とってもあたたかかった。

秋〜冬にはふたたびツアーに出るという。
11/24@中野サンプラザホール。絶対に観に来ようと思っている。

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by mahalohilo | 2013-06-24 00:23 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(2)  

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Commented by pippimay at 2013-06-24 00:34
ライブの事、詳しくレポートしてくださってありがとうございます♪
私も参加して今、家でこちらに伺ってみたらもう書いてくださっていて、、、
数時間前のことが蘇り感動がまたあらたになりました。素晴らしいライブでした。
また、明日からの日常を頑張ろうと、元気をいっぱいもらえました。何気ない日常に寄り添ってくれる馬場さんの歌、、大好きです。
Commented by mahalohilo at 2013-06-24 09:58
ハイサイ、pippiママさん。
pippiママさんもあの同じ空間にいたのですね。とても素晴らしいライブでしたね。なんどもぐっときて、涙が出そうになりました。「ラーメンの歌」。あんなにみんなで盛り上がる曲なのに、あの曲を聴いているとぐっとくるんだよね。ちいさなラーメン屋さんのテーブルで向かい合って食べる二人の姿にいろんな想いが重なってしまうからなのかもしれない。
pippiママさんのコメントを見て、楽屋の馬場クンの姿も伝えたくなって、少し書き加えました。感想ありがとう。

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