沖縄国際映画祭が昨日幕を閉じた。
最終日に、観たかった映画を観てきた。
それは、『ラブセッション』。
ミュージシャンが憧れのアーティストにオファーして、セッションをするというドキュメンタリー映画だ。
OKAMOTO'Sと、さかいゆうが、オファーした憧れのアーティストは……。
OKAMOTO'SがRIP SLYME、さかいは槇原敬之、クリスタル・ケイ、島袋寛子(SPEED)、そしてスペシャルが、あの吉田美奈子だった。
▲さかいゆう@週刊レキオのインタビュー記事
セッションアーティストを挙げる打ち合わせから、初顔合わせ、選曲とアレンジの打ち合わせの後で初セッション……。
台本のない、リアルドキュメントだ。
初めのぎこちない雰囲気が、徐々にアーティスト同士の音の会話を通じて心が近づいていく。
ラスト30分のセッションライブは圧巻だった。
アーティスト達の笑顔が、セッションの出来を表していた。
そしてライブ後に収録された、さかいゆうと吉田美奈子のセッションに鳥肌が立った。
さかいの弾くピアノで歌う吉田の魂の入ったヴォーカル、そこにさかいのインプロビゼーションが加わり、なんとも言えない空気が生まれていく。
感動的なラストだった。
映画が終わってから会場入口で、島袋寛子のお母さんにばったり会った。
以前、宜野湾マリーナをファル娘と散歩している時に会って以来の再会。
また一緒にワンコの散歩しましょうね、と言ってわかれたのだった。