カテゴリ:マハロな音楽( 118 )

 

週刊レキオ「マハロな音楽」2/21掲載(MONKEY MAJIK)

一昨日、沖縄に帰ってきました。
前日までめっちゃ暖かかったという沖縄。僕が戻った途端に、急に寒くなったみたい。
どうやら東京から寒気を連れてきてしまったようだ。
現在18℃。薄曇り。

これから昨日沖縄でインタビューした成底ゆう子さんのインストアライブ@サンエー経塚シティ、を観に行ってこようと思う。
石垣島出身の彼女。前作シングル「溢れる愛のはじまり」(THE BOOM 宮沢和史プロデュース)も収録したセカンドアルバム『ポークたまご』のリリースキャンペーンで故郷の沖縄を訪れているというわけだ。
今日、初めて彼女の歌声に生で触れる。楽しみである。


今週も週刊レキオ「マハロな音楽」を転載したいと思う。
今週木曜日(2/21)掲載の号の登場してもらったのは「MONKEY MAJIK」。
現在も仙台在住。自らも被災した彼らが3.11から2年を経て、やっと心の中にある想いを歌にしたニューシングル「if」について話を訊いた。
取材場所は、東京・青山のエーベックス本社ビル。担当は、木村さん。


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MONKEY MAJIK




大切な人との別れと明日への光を描いた歌




〈profile〉
 カナダ出身のメイナード(Vo.&G.)とブレイズ(Vo.&G.)のプラント兄弟、仙台出身のtax(Dr.)、札幌出身のDICK(B.)によるロックバンド。今も全員が宮城県仙台市に在住。結成は2000年。02年インディーズミニAL『TIRED』を発表。メジャーデビューは06年のSG「fly」で。「Around The World」(TV『西遊記』主題歌)をはじめ、多くのヒット曲がある。震災後は、東日本大震災復興支援プロジェクト『SEND愛』を立ち上げ、昨年末に行ったチャリティーライブ東京公演も成功を収めた。



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 バンド結成以来、現在も仙台で暮らしながら音楽を発信しているMONKEY MAJIK。
生活も音楽も拠点を仙台におくことは、「小さい頃から育った街だし、自然体でいられる一番いい環境」だとtaxはいう。
またメイナードも「僕らはいつも自分たちが生活の中で思ってることが曲になっている。それがリアルだし、自然なことだと思うから。ほかで暮らすことは考えられない」と話す。
その愛する仙台が東日本大震災で壊滅的な被害を受けた。
あれから2年の時間を経た今、自らも被災した彼らだからこそ伝えられる思いを綴ったニューシングル「If」が生まれた。

 「(震災を)まだ自分の中で消化しきれてない部分を一度ちゃんと消化したいなという気持ちがあった。つかみどころのないモヤモヤした気持ちを明確にしたくて。それが歌詞に出ていると思います。苦しみや悲しみから逃げるんじゃなく、その痛みを現実として受け入れて、しっかり地に足をつけて前に進んで行こうという気持ちが」(tax)

 震災で大切な人を亡くした同世代の方が「毎日からだを動かすことで気をまぎらわせている」と語る言葉を聞いて、その苦しみから開放してあげられるすべはないかという思いも歌詞にはこめられているという。

 あなたといたあの日に戻れることができたら…という歌詞がある。
この心情は、現実を徐々に受けとめることで〈あなたへと続く一筋の光 明日を照らして やがて朝がくる〉という主人公の心を開放へと導いていく。
悲しみを引きずるのではなく、それを受け入れて未来に繋がるポジティブな光を感じる歌になった。

 「生活の中で思ってることが曲になるというのはずっと自分たちのテーマ。『If』も生活に寄り添うような曲になったと思います」(メイナード)

 ボランティアやチャリティーライブ『SEND愛』を通して仙台に勇気を与えるMONKEY MAJIK。
彼らは今後も仙台から素敵な音楽を届けてくれることだろう。



c0193396_1150892.jpg『If』MONKEY MAJIK
①If
②The Apprentice
(binyl records 2/27発売)

※オフィシャルHPは、http://www.monkeymajik.com/
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by mahalohilo | 2013-02-23 12:01 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)  

週刊レキオ「マハロな音楽」2/14掲載(相川七瀬)

今日の東京は晴れ。大気は冷たいけど、とても気持ちのいい日になりました。
青い空が呼んでいるので、これから多摩川ウォーキングに行ってこようと思います。
BGMは、来週月曜日にインタビューするSING LIKE TALKINGの「88番目の星座」にしようかな。

今週木曜日に週刊レキオに掲載した「マハロな音楽」を転載します。
今回登場してもらったのは、相川七瀬さん。
デビュー当時から取材をしてきたボーカリストだ。
昨年お子さんを出産して三児の母になった彼女の新作について話を訊いた。
取材場所は、東京・お台場のフジテレビ湾岸スタジオ。レコード会社の担当は、後河内さん。

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「マハロな音楽」
相川七瀬


感情とズレのないものを歌いたい


〈profile〉
 大阪市出身。1995年11月にSG「夢見る少女じゃいられない」(織田哲郎プロデュース)でデビュー。翌年発表した1st.AL『Red』はオリコン初登場1位。年末にはNHK紅白歌合戦に出場するなど、デビュー当時から女性ロックボーカリストとして注目される。ソロとともにカールズバンド「Rockstar Steady」としても作品を発表。2/6に4年ぶりにソロの新作『今事記』をリリースする。3児の母。カラーセラピストでもある。http://www.nanase.jp/


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 3・11。日本中の人たちが、そして音楽を発信するアーティストたちもこの未曾有の震災が自分の在り方や考え方をあらためて見つめなおすきっかけになった。今何がしたいのか、何をすればいいのかということを。相川七瀬もそのひとりだ。

 「根底から考え方がひっくりかえった。音楽に対してもそうで。私には、つらい時や悲しみの中にいる時に心に寄り添えるタイプの曲が圧倒的に少ないなと思ったんですね。一対一の愛情や恋を超えた、もっと大きなものに対する愛を歌いたい。そう思いながら寝ようとしている時、眠りに落ちる直前に言葉が下りてきたのが『ことのは』でした。しかも全部ひらがなで」

 それが震災のすぐ後。書き綴った心の声を友人の作曲家、池田綾子氏に預けて「ことのは」はその翌月に生まれた。
これまでのロックな相川七瀬とは一線を画す新たな世界観が広がるこの曲から制作が始まり完成したニューアルバムが『今事記』だ。
今自分のこころにある事を記しておきたい、という彼女の強い思いからこのタイトルになった。

 「3・11以降は自分の感情とズレのないものを歌っていきたいと思った。心と向き合う時間をちゃんと持ちながら自分のリアルな感情を歌詞にすることを大事にしていこうと。これから40代に向かう私のロックを作っていくうえでも、ここからが新たなスタートでいいんじゃないかと思えるくらい大切なアルバムになりました」

 激しい音に言葉をぶつけて直接心に訴えるロックもあるが、ぬくもりを感じる音世界の中で聴く人の気持ちにそっと寄り添うロックもある。『今事記』を聴きながら、そんなことを思っていた。

 3・11以降、チャリティーで各地を訪れて歌う中で心に痛みを抱えたたくさんの人たちと出合い、音楽の力を肌で感じた相川。また彼女自身は妊娠・出産を経験して三児の母になった。
今の相川七瀬のリアルな思いを映した鏡のような新作をぜひ聴いてほしいと思う。



c0193396_937423.jpg『今事記』
相川七瀬
① ヒカリノミ
② カレイドスコープ
③ Butterfly
④ オトヒメ
⑤ 花のように
⑥ 誰かのためになら
⑦ A message
⑧ ことのは
⑨ Hello
⑩ あっというま
(motorod 2/6発売)
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by mahalohilo | 2013-02-16 09:41 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)  

週刊レキオ「マハロな音楽」2/7掲載(塩ノ谷早耶香)

沖縄は昨日からまた冬に戻ったような寒い日になりました。
今朝泳ぎに行く時の外気温は14℃。風もあるし、体感温度はもっと低いハズ。
数日前の暖かさから一気に10℃近い温度差はこたえますねぇ。

今週木曜日(2/7)に週刊レキオに掲載された「マハロな音楽」を転載します。
県外の方もご覧ください。
今週のアーティストは、塩ノ谷早耶香。北九州市出身の18歳の女性シンガーです。
事務所は、EXILEも所属するLDH。
取材場所は、キングレコード。担当は渋谷さん、坪木さんでした。


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「マハロな音楽」
塩ノ谷 早耶香


新たな夢の扉を開けながら

〈profile〉
 北九州市出身の18歳のシンガー。2011年、「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 3〜For Girls〜」で約3万人の応募者の中からボーカル部門のファイナリストに選出され注目を集める。2012年の「KING RECORDS Presents Dream Vocal Audition」では約1万人の参加者の中を勝ち抜き、見事グランプリ「Dream Vocalist loved by ViVi」を受賞。今年1/23にSG「Dear Heaven」でメジャーデビュー。HPはhttp://www.shionoya-sayaka.jp/





 夢はカタチを変えていくもの。でもそのたび諦めずに強く思い続けることが夢を引き寄せる力になる。新たな夢へつながる道になる…。そう思えたのは、オーディションに挑む中で、家族の反対や挫折を経験しながらも夢をつかんだ18歳のシンガー・塩ノ谷 早耶香に話を聞いたからだ。

 彼女は小さい頃からジャズダンスを習い、中学生の時はチームを組んでダンスバトルにも出場。将来はダンサーになることが夢の少女は、高校生の時に新たな夢と出合った。

 「踊りだけじゃなく、歌と踊りを組み合わせれば、もっと幅広い表現ができるんじゃないかなと思って。その時から歌手が新しい夢になりました」

 歌手になりたいと話しても本気にとらえてくれない祖父母。二人にわかってもらいたい気持ちと、「何か一歩を踏み出さなければという思いからオーディションを受けようと思った」という。
 オーディションではファイナリストまで選ばれながら夢を手にできない苦い経験もした。「でもそこから何か学べるものがあればいい」という持ち前の前向きさで次に挑んだのがレコード会社主催のオーディションだった。

 「ライブ審査には祖父母も来てくれて。グランプリをいただいた瞬間、喜んでくれている姿をみて、やっと安心してもらえたなと思いましたね」

 そして歌手の夢がかなったデビューシングルが「Dear Heaven」。優しく包み込むようなあたたかさと同時に、凛とした強さも持ちあわせた彼女のボーカルが印象に残るバラードだ。

 「この歌には天国に逝ってしまった大切な人に手紙を書いているイメージがあって。書くことで辛さや悲しみを乗り越えて、これからはあなたを思って前に歩いていくからねっていう決意や強さが表れた曲。私もこの女性のように気持ちの強い人になりたいと思います」

 最後にこれからの夢を尋ねると、「あたたかく心にしみわたっていく歌を歌っていきたい」と話す。その夢の先にはきっとまた新たな夢の扉が控えているはず。彼女はその扉を一つ一つ開けながら成長していくことだろう。


c0193396_1056053.jpg『Dear Heaven』塩ノ谷早耶香
Disc-1[CD]
① Dear Heaven
② ONE
③ Calling Out
④ Dear Heaven[Instrumental]
⑤ ONE[Instrumental]
⑥ Calling Out[Instrumental]
Disc-2[DVD]
①Dear Heaven Music Video
②Dear heaven Music Video-Story Ver.-
(キングレコード 1/23発売)
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by mahalohilo | 2013-02-08 10:58 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)  

週刊レキオ「マハロな音楽」1/31掲載(浜崎貴司  FLYING KIDS)

今朝も泳いできました。
泳ぎ終わった後、砂浜に上がってからも寒くない! 風も心地よい!
ついこの間まで上がった後で、うーっ、さぶ!と震えていたのがウソのようだ。
朝から気温が20℃超え。最高気温は24℃。あたたかい日になりそうだ。


週刊レキオ「マハロな音楽」の掲載記事を紹介したいと思う。
今日は1/31掲載の「浜崎貴司」さんの記事。
FLYING KIDSのヴォーカルとしても活躍するベテランミュージシャンだ。


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「マハロな音楽」浜崎貴司

これが今自分の求めている音楽


〈profile〉
 1990年にFLYING KIDSのボーカルとしてSG「幸せであるように」でデビュー。98年にバンド解散(2007年に再集結)後はソロアーティストとして活動。今年ソロデビュー15周年目に突入した。2008年から継続する弾き語り共演ライブ『GACHI』などを通して生まれたアーティストたちとの輪を1枚に収めた新作『ガチダチ』を1/30に発売。HPはhttp://hamazaki.org/



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 FLYING KIDS解散後、ソロ活動を始めて15周年目に入った浜崎貴司。この15年をふり返って彼は、「自分の音楽の海みたいなものがあるとしたら、今はまだ浅瀬に立ってるだけで、この先もっと奥は深いんだなと気づいていくような、自分の音楽を探す旅でした」と語る。
音楽を探す旅の中で毎回大きな刺激と発見があったのが、ソロデビュー10周年を機に始めた『GACHI』。アーティストを迎えてギター1本と歌のみで対決する共演ライブだった。

 「誰かと一緒にやることは自分の枠を越えた向こう側を見つけ出せるチャンス。そこで自分の音楽の海の彼方を感じることができる音楽がもっとあるんだと知ることができた。いろんな仲間と交わりながら自分自身の音楽ができあがっていくというのは不思議で貴重な音楽体験でした」

 この共演ライブのようにGACHI(ガチ)で音楽友達(ダチ)と向き合って制作したニューアルバムが『ガチダチ』だ。奥田民生や斉藤和義、仲井戸“CHABO”麗市や中村中ら、個性派が参加。スタジオ内の空気や音の隙間までも完全封入した作品になった。

 「ほぼスタジオでの一発録り。しかも自分の歌も、一緒に弾いてるギターも、相手の声や足音も入っちゃってたり。そういう空気が収まってるものを作りたかったんです。それが今自分の求めてる音楽だから。存在感のあるゲストと、まさにガチでやることで想像しえないものに出合える。それが音楽をやり続けていく中での一番の醍醐味なんじゃないかと思います」

 新作発売後は弾き語りツアー『LIFE WORKS LIVE-Since2011/終わりなきひとり旅』がスタート。

 「歌いながら旅ができたらいいなという夢がずっとあってね。いつまでやれるかわからないけど、やれる限りは歌って過ごしていく人生でありたいなと。全県まわりたいと思ってるし、必ず沖縄にも行きますので、その時は遊びに来てください!」





c0193396_93893.jpg『ガチダチ』浜崎貴司
① 君と僕(浜崎貴司×奥田民生)
② デタラメ(浜崎貴司×斉藤和義)
③ セナカアワセ(浜崎貴司×中村中)
④ グローバ・リズム(浜崎貴司×佐藤タイジ)
⑤ ウィスキー(浜崎貴司×おおはた雄一)
⑥ 僕らのX’mas-Song(浜崎貴司×仲井戸“CHABO”麗市
⑦ ヒバナ(浜崎貴司×高木完)
⑧ ゆくえ(浜崎貴司×曽我部恵一)
(ビクター・スピードスターレコーズ 1/30発売)
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by mahalohilo | 2013-02-04 09:32 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)  

週刊レキオ「マハロな音楽」1/24掲載(栄喜 ex.SIAM SHADE)

今日の沖縄は、デージあったかい。

現在屋外は22℃、どうやら日中は25℃の夏日になりそうだ。
昨日多くの球団がキャンプインした沖縄。
これなら寒さで固くなった筋肉も緩むことでしょう。
今日時間ができたら近くの宜野湾海浜公園に、横浜ベイスターズの練習を観に行ってこようと思う。
中畑監督に遭遇するかも。(ファンなんで)

今日も週刊レキオの記事をアップします。
アーティストは、元シャムシェイドの栄喜(ひでき)。
久しぶりに会った栄喜は、相変わらず男気あふれるまっすぐな男でした!
取材場所は、彼が所属する東京・青山のSMA(ソニー・ミュージックアーティスト)。取材に際してお世話になった方は、KENYAさん、足立さん。


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「マハロな音楽」栄喜

音楽の力を信じさせてくれる


〈profile〉
 1995年にSIAM SHADEのボーカルでメジャーデビュー。97年に「1/3の純情」が90万枚を超すヒットになりブレイクするが、2002年に惜しまれつつも解散。2007年に「DETROX」結成。現在は無期限活動休止中。2012年から本格的にソロ活動を再開。11/28『栄喜e.p.』を。今年1/30に1st AL『栄喜I〜encouraged〜』を発表する。HPはhttp;//www.hidekixxxrock.com/



 足もとばかり見ていたら、先にある光に気づけない。視線を上げて、光射す方へ向かおうとすることが新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれる。

 SIAM SHADE(シャムシェイド)解散後、ダークでラウドな音楽を足もとに吐き出していた栄喜にとっての新たな光になったのが「Start」という曲。一昨年10月の震災復興支援のSIAM SHADE再結成ライブの後で湧きでる思いを前向きな歌詞と疾走する音に込めた曲が、まさに彼のスタートの歌になった。

 「自分もいろいろあって、精神的に落ち込んでる時もあったけど、『Start』を作ってる時はなんか明るい気持ちになってきてね、だんだん自分が元気になったんですよ。その時に音楽の力ってすげぇなと思った。音楽でみんなに光を与えたい、元気や勇気を与えたいという自分が音楽をやる意味をその時あらためて気づけたんですよね」

c0193396_105155.jpg 聴いた人が明るく元気になれる曲を作ろう!をコンセプトに制作に向かったソロアルバムが『栄喜I〜encouraged〜』だ。
「あのゴール成し遂げる所まで」や「Start」など、全盛期のSIAM SHADEを彷彿とさせる曲も多い。

 「歌詞では不安になるような言葉はいっさい使わなかった」というように、どの曲も視線は光射す方へ向いている。
 たとえ夢を語り合ってきた亡き友を歌った「Never Die」のような曲でも、『どんな時だって諦めずに求め続けていけば…明日は新しい大切な何かを運んでくる』と目線はあくまで前だ。悲しみや痛みを受けとめた上で、先へ進んでいこうという強い意識が感じられる。

 「こういう時代だから心が苦しい人も不安な人もいると思うんですね。だから元気になれる音楽が必要なんじゃないかと。自分の歌が少しでも心に役立つものになれたらいいなと思います」

 たとえ目に見えなくても心を支えてくれる。そんな「音楽の力」を信じさせてくれる作品である。




『栄喜I〜encouraged〜』栄喜
あのゴール成し遂げる所まで/Start/Never Die/抱き締めたい/愛を言葉で/降り出した雨/ベロベロバー/Stop/一輪の花束/時の流れ
(SMALLER RECORDINGS 1/30発売)

●Live Information
『栄喜TOUR 2013〜encouraged?〜』
3/3(日)仙台、9(土)名古屋、17(日)大阪、20(祝)福岡、30(土)東京。
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by mahalohilo | 2013-02-01 10:55 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)  

週刊レキオ「マハロな音楽」1/17掲載(笹川美和)

今日の沖縄は曇り時々晴れ間が見える1日でした。
朝方はカタブイ(局地的な雨)があったりして。
海浜公園では横なぐりの強い雨なのに、妻に聞いたら「こっちではぜんぜん降ってないよ〜」という感じ。ま、沖縄ではよくあることだけど…。

今日も週刊レキオの「マハロな音楽」をアップします。
1/17掲載号。登場してもらったのは、笹川美和さん。

取材は東京・青山にあるエーベックス・エンタテインメントの取材ルーム。担当は木村さんでした。


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「マハロな音楽」笹川美和


女性の間で共感の輪が広がって


〈profile〉
 新潟県出身のシンガーソングライター。学生時代から地元・新潟を拠点に音楽活動を始め、2003年にSG「笑」でメジャーデビュー。独創的な世界感をもつ歌が話題を集め、数々のCMやドラマ主題歌に起用される。1/16発売のミニAL『都会の灯』収録の「午前4時36分」もWOWOWドラマW『天の方舟』の主題歌に。また柴咲コウの新作に楽曲提供も。新潟に在住しながら音楽活動を続ける。HPはhttp://avexnet.or.jp/sasagawamiwa/



 『身体の真ん中をわしづかみにされて あたしはのたうちまわる…』
 強烈に胸を突き刺す言葉から始まる「泣いたって」は、あなたを失い、身体を温かくくるんでいた愛の毛布がもうないことを知ってしまった女性の歌。

 歌うのは笹川美和。心の襞に触れるデリケートな感情を丁寧に紡ぎだしてきた女性シンガーソングライターだ。日常の中で生まれる心の軋みや本音をまっすぐに歌う彼女の歌は女性たちの間で共感の輪が広がっている。

 「私はもうすぐ30歳になるアラサー。たぶん私の前後の世代は、恋愛だけでなく人生における身の置き方みたいなことで悩みが出てくる頃だと思うんです。会社では中堅になってきて、このままでいいのかな、この先どうなるんだろうと考え始める。そういう方にはわかってもらえるかなって」

c0193396_192261.jpg 先出の「泣いたって」も収録した新作『都会の灯(まちのあかり)』でも、彼女は女性の繊細かつ鋭い感情や心の呟きを歌にする。夜明け前の7分間の心の動きを描いた「午前4時36分」。キスの後のあなたのわずかな表情の違いで終わりを悟る「都会の灯」。
 どんなに辛いことがあっても今日は過ぎていき、明日はやってくる。だから「歩みを止めないで」という前向きな思いが隠れている「今日」。
必要最小限のバンドの音とともに、決して声を張り上げるわけではない淡々と歌う声がよりリアルさを呼び寄せる。

 「どれも実体験がもとになっていて。たとえ映画や本や絵に刺激を受けたとしても自分の経験に重なる思いを掘り下げて書いています。それはずっと変わらず大事にしているところ」

 生まれも育ちも新潟。「純粋な越後っ子」という彼女がライブで沖縄に来たのは3年ほど前。
 「雪の新潟も美しくていいけど、暖かい沖縄は気持ちも解れ癒されました。また沖縄でライブがしたいです。その時は遊びに来てくださいね」




『都会の灯』笹川美和
午前4時36分(WOWOWドラマW『天の方舟』主題歌/都会の灯/プリズム(映画『ゆめのかよいじ』主題歌/晴れてくるだろう/泣いたって/今日
(エーベックス・エンタテインメント 1/16発売)
●Live Information
『笹川美和 TOUR 2013 都会の灯』
3/10(日)大阪、3/15(金)東京、
3/23(土)新潟。詳しくはHPで。
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by mahalohilo | 2013-01-31 19:08 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)  

週刊レキオ「マハロな音楽」1/10掲載(NIKKIE)

昨日に続き、沖縄のライフスタイル情報紙「週刊レキオ」で僕がプロデュースしている音楽ページ「マハロな音楽」の1/10掲載号を紹介したいと思います。

アーティストは、「NIKKIE(ニキー)」。
本人は茨城県の出身。お母さんは、うるま市石川出身のウチナーンチュという女性シンガーソングライターだ。
取材場所は、東京・赤坂の日本コロムビア本社。レコード会社担当は、渡部さんでした。


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  ♩ ♪ ♫ ♬ ♮ ♭ ♯ ♩ ♪ ♫ ♬ ♮ ♭ ♯


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マハロな音楽「NIKKIE」

光と影の自分を受け入れて



 ちょうど2年前のこと。『自分なんかダメだなんて 逃げたくて言うんじゃないよね 諦めたくない人が使う言葉…』と歌う曲を耳にした時、自分の弱さでほどけかけていた心の糸を紡ぎなおせた気がした。
 その「春夏秋冬」を歌っていたのが、NIKIIEだった。

 彼女は心に内在する明と暗の感情をつつみ隠さず歌う。明るく前向きな曲でも、光の部分だけではなく葛藤や痛みといった影も同時に描くことで、より光の強さや大切さが感じとれる曲。それはニューアルバム『Equal』までのほとんどすべての曲へつながっている。

 「自分の中には光の部分(サニーサイド)と闇の部分(ダークササイド)がいつも天秤のように存在していて。前はそれがコンプレックスだったけど、今は光と影のどちらかがなくなっても私じゃなくなると思えるようになった。デビューして3年目にしてようやくその答えが見えたので『Equal(イコール)』というタイトルにしました」

 「光と影の自分を受け入れることで、自分自身をまっすぐに受けとめることができた」と彼女は言う。
 新作に「Mother's cry」という曲がある。これは「中学時代に引きこもっていた頃を思い返して書いた曲」。ここで母に言ってはいけない言葉を投げつけてしまったことで痛みを知り、『あなたの笑顔が見たいから私は生きる』と心と素直に向き合う主人公は彼女自身。影を通して光のぬくもりや大切さが実感できる曲になった。

 「音楽的にも精神的にも自分の可能性を広げてくれた1枚になりました。自分が信じていることが正しいのかと問う場面に直面したり迷った瞬間も正直あった。でもそれさえも飲み込んで前に進んでいくパワーに換えられる、ふりむいた時に自分の原点になるアルバムができたと思っています」

 強い光が射せば、色濃い影が寄り添い映る。NIKIIEは、これからも明るい光を浴びて映し出される自らの影を心の鏡にして、真実の歌をうたっていくことだろう。





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『Equal』NIKIIE(通常盤)

Introduction/Morning in the dark/Darlin’/Un Deux Trois!/カナリア/LIGHT/Mother’s cry/Duty Friend/mannequin/Hero:/涙星/Everytime/From me to you
(日本コロムビア 1/30発売)

※初回盤DVDには「カナリア」「涙星」「Duty Friend」「Everytime」のミュージックビデオを収録。



〈profile〉
 茨城県出身のシンガーソングライター。母親の出身地は沖縄県うるま市。中学時代から周囲と馴染めず混沌とした日々の中、16歳の夏に作詞作曲を始める。その後オーストラリアのホームステイで自分の存在意味や居場所を見つけたことが、音楽で自己を表現する彼女の今につながる。高校卒業後上京し、ライブ中心に活動。2010年12/1にSG「春夏秋冬」でデビュー。まっすぐな歌詞と歌声が同世代の共感を得ている。HPはhttp://nikiie.com/
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by mahalohilo | 2013-01-30 16:30 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)  

週刊レキオ「マハロな音楽」1/1掲載(ジミー・ペイジ/レッド・ツェッペリン)

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今日の沖縄は快晴だった。
青い空とやわらかい陽射しに誘われて、北谷の砂辺海岸に行ってきた。
きれいに整備された遊歩道から海に下りる途中、遊歩道下の日だまりで海を見ながら手作りのサンドイッチをファル娘とほおばり、のんびりと過ごした。
たまにはこういう時間も大切、大切。
ゆるやかに流れる時間と、波の音と、優しい陽射し。ただそれだけなんだけど、幸せを感じる時間だ。

c0193396_17224764.jpg目の前の景色とはまったく関係ないけれど、そこでふと思ったのだ。
沖縄の週刊レキオで毎週掲載している「マハロな音楽」をこのブログ上にもアップしていったらいいんじゃないか、と。

以前、編集長のT浜さんが話してくれた「内地のファンの方からレキオを送ってほしいと連絡をもらったんですよ」という言葉を思いだしたのだ。
あれはスターダスト・レビューのファンの方だったかな。

沖縄に住んでいる方、琉球新報をとっている方は見ることができるけれど、内地の方でも読みたいと思ってくれる方もいるんだな。だったら僕のブロクで紹介していこうと思ったのだ。

というわけで、これからレキオに掲載後の記事をここにアップすることにしました。
記事全体の雰囲気を見てもらうために「マハロな音楽」インタビューページと、原稿のテキストの両方を添付しておきます。
ひとまず今年1月1日号から…ご覧ください。

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   ▲L to R ジョン・ポール・ジョーンズ、ロバート・プラント、ジミー・ペイジ




「マハロな音楽」
ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)

一夜限りの再結成ライブを収めた映像作品

 1968年11月9日、ロンドンのミドル・アース・クラブで行われた初ライブでレッド・ツェッペリンが始動して44年。80年に解散してからもすでに32年が経った。これほどの歳月が流れた今でも老若男女を問わず聴き継がれ、愛され、アーティストたちにリスペクトされてきたバンドは、ロック史でも稀だろう。

 この伝説のロックバンド「レッド・ツェッペリン」が、2007年12月10日にロンドン「02アリーナ」で行った一夜限りの貴重な再結成ライブを収めたDVD・CDが『祭典の日(奇跡のライヴ)』だ。この映像作品のプロモーションのために来日したジミー・ペイジに話をうかった。

 「ライブの日まで数週間かけて入念なリハーサルをやったんだ。その前にウォームアップライブもやっていないし、2度目のステージもない。本当に1回限りだったからね。リハーサルを重ねるうちに徐々にメンバーが同じ意識で集中してきて、結果的に納得のいく最高のパフォーマンスができたと思うね」

 ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズに、オリジナルメンバーの故ジョン・ボーナムの息子、ジェイソンが加わり、「ツェッペリンのキャリアの中から幅広く選んだ」という16曲をたて続けに披露する。そのステージは筆者が72年に日本武道館で観た全盛期を思わせるものだった。

 ときおり演奏中にメンバーが顔を見合わせて笑顔をみせる。この一夜限りのライブを彼ら自身が心から楽しんでいる様子も写しこまれている。

 「演奏している時も思ったけど、何年か経ってこういうかたちで見返してみると、本当に楽しかったなとあらためて思う。みなさんにもその時の会場の熱さや雰囲気も感じてもらえたらうれしいね」
 「昔からのファンはもちろんだけど、当時ツェッペリンのライブが観れなかった若い人たちにも観てほしいと思うんだ」
 奇跡のような瞬間が写しとられた『祭典の日(奇跡のライヴ)』。必見です。


c0193396_11431532.jpg『祭典の日(奇跡のライヴ)』

レッド・ツェッペリン
収録曲:グッド・タイムズ・バッド・タイムズ/ブラック・ドッグ/貴方を愛しつづけて/幻惑されて/天国への階段/永遠の詩/胸いっぱいの愛を/ロックン・ロールなど全16曲。
(ワーナーミュージック・ジャパン 発売中)
※2CD+DVD(orブルーレイ)+ボーナスDVDのデラックスエディションほか、全5タイプ同時発売!
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by mahalohilo | 2013-01-29 17:29 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(4)