カテゴリ:マハロな音楽( 113 )

 

週刊レキオ「マハロな音楽」1/17掲載(笹川美和)

今日の沖縄は曇り時々晴れ間が見える1日でした。
朝方はカタブイ(局地的な雨)があったりして。
海浜公園では横なぐりの強い雨なのに、妻に聞いたら「こっちではぜんぜん降ってないよ〜」という感じ。ま、沖縄ではよくあることだけど…。

今日も週刊レキオの「マハロな音楽」をアップします。
1/17掲載号。登場してもらったのは、笹川美和さん。

取材は東京・青山にあるエーベックス・エンタテインメントの取材ルーム。担当は木村さんでした。


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「マハロな音楽」笹川美和


女性の間で共感の輪が広がって


〈profile〉
 新潟県出身のシンガーソングライター。学生時代から地元・新潟を拠点に音楽活動を始め、2003年にSG「笑」でメジャーデビュー。独創的な世界感をもつ歌が話題を集め、数々のCMやドラマ主題歌に起用される。1/16発売のミニAL『都会の灯』収録の「午前4時36分」もWOWOWドラマW『天の方舟』の主題歌に。また柴咲コウの新作に楽曲提供も。新潟に在住しながら音楽活動を続ける。HPはhttp://avexnet.or.jp/sasagawamiwa/



 『身体の真ん中をわしづかみにされて あたしはのたうちまわる…』
 強烈に胸を突き刺す言葉から始まる「泣いたって」は、あなたを失い、身体を温かくくるんでいた愛の毛布がもうないことを知ってしまった女性の歌。

 歌うのは笹川美和。心の襞に触れるデリケートな感情を丁寧に紡ぎだしてきた女性シンガーソングライターだ。日常の中で生まれる心の軋みや本音をまっすぐに歌う彼女の歌は女性たちの間で共感の輪が広がっている。

 「私はもうすぐ30歳になるアラサー。たぶん私の前後の世代は、恋愛だけでなく人生における身の置き方みたいなことで悩みが出てくる頃だと思うんです。会社では中堅になってきて、このままでいいのかな、この先どうなるんだろうと考え始める。そういう方にはわかってもらえるかなって」

c0193396_192261.jpg 先出の「泣いたって」も収録した新作『都会の灯(まちのあかり)』でも、彼女は女性の繊細かつ鋭い感情や心の呟きを歌にする。夜明け前の7分間の心の動きを描いた「午前4時36分」。キスの後のあなたのわずかな表情の違いで終わりを悟る「都会の灯」。
 どんなに辛いことがあっても今日は過ぎていき、明日はやってくる。だから「歩みを止めないで」という前向きな思いが隠れている「今日」。
必要最小限のバンドの音とともに、決して声を張り上げるわけではない淡々と歌う声がよりリアルさを呼び寄せる。

 「どれも実体験がもとになっていて。たとえ映画や本や絵に刺激を受けたとしても自分の経験に重なる思いを掘り下げて書いています。それはずっと変わらず大事にしているところ」

 生まれも育ちも新潟。「純粋な越後っ子」という彼女がライブで沖縄に来たのは3年ほど前。
 「雪の新潟も美しくていいけど、暖かい沖縄は気持ちも解れ癒されました。また沖縄でライブがしたいです。その時は遊びに来てくださいね」




『都会の灯』笹川美和
午前4時36分(WOWOWドラマW『天の方舟』主題歌/都会の灯/プリズム(映画『ゆめのかよいじ』主題歌/晴れてくるだろう/泣いたって/今日
(エーベックス・エンタテインメント 1/16発売)
●Live Information
『笹川美和 TOUR 2013 都会の灯』
3/10(日)大阪、3/15(金)東京、
3/23(土)新潟。詳しくはHPで。
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by mahalohilo | 2013-01-31 19:08 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)  

週刊レキオ「マハロな音楽」1/10掲載(NIKKIE)

昨日に続き、沖縄のライフスタイル情報紙「週刊レキオ」で僕がプロデュースしている音楽ページ「マハロな音楽」の1/10掲載号を紹介したいと思います。

アーティストは、「NIKKIE(ニキー)」。
本人は茨城県の出身。お母さんは、うるま市石川出身のウチナーンチュという女性シンガーソングライターだ。
取材場所は、東京・赤坂の日本コロムビア本社。レコード会社担当は、渡部さんでした。


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マハロな音楽「NIKKIE」

光と影の自分を受け入れて



 ちょうど2年前のこと。『自分なんかダメだなんて 逃げたくて言うんじゃないよね 諦めたくない人が使う言葉…』と歌う曲を耳にした時、自分の弱さでほどけかけていた心の糸を紡ぎなおせた気がした。
 その「春夏秋冬」を歌っていたのが、NIKIIEだった。

 彼女は心に内在する明と暗の感情をつつみ隠さず歌う。明るく前向きな曲でも、光の部分だけではなく葛藤や痛みといった影も同時に描くことで、より光の強さや大切さが感じとれる曲。それはニューアルバム『Equal』までのほとんどすべての曲へつながっている。

 「自分の中には光の部分(サニーサイド)と闇の部分(ダークササイド)がいつも天秤のように存在していて。前はそれがコンプレックスだったけど、今は光と影のどちらかがなくなっても私じゃなくなると思えるようになった。デビューして3年目にしてようやくその答えが見えたので『Equal(イコール)』というタイトルにしました」

 「光と影の自分を受け入れることで、自分自身をまっすぐに受けとめることができた」と彼女は言う。
 新作に「Mother's cry」という曲がある。これは「中学時代に引きこもっていた頃を思い返して書いた曲」。ここで母に言ってはいけない言葉を投げつけてしまったことで痛みを知り、『あなたの笑顔が見たいから私は生きる』と心と素直に向き合う主人公は彼女自身。影を通して光のぬくもりや大切さが実感できる曲になった。

 「音楽的にも精神的にも自分の可能性を広げてくれた1枚になりました。自分が信じていることが正しいのかと問う場面に直面したり迷った瞬間も正直あった。でもそれさえも飲み込んで前に進んでいくパワーに換えられる、ふりむいた時に自分の原点になるアルバムができたと思っています」

 強い光が射せば、色濃い影が寄り添い映る。NIKIIEは、これからも明るい光を浴びて映し出される自らの影を心の鏡にして、真実の歌をうたっていくことだろう。





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『Equal』NIKIIE(通常盤)

Introduction/Morning in the dark/Darlin’/Un Deux Trois!/カナリア/LIGHT/Mother’s cry/Duty Friend/mannequin/Hero:/涙星/Everytime/From me to you
(日本コロムビア 1/30発売)

※初回盤DVDには「カナリア」「涙星」「Duty Friend」「Everytime」のミュージックビデオを収録。



〈profile〉
 茨城県出身のシンガーソングライター。母親の出身地は沖縄県うるま市。中学時代から周囲と馴染めず混沌とした日々の中、16歳の夏に作詞作曲を始める。その後オーストラリアのホームステイで自分の存在意味や居場所を見つけたことが、音楽で自己を表現する彼女の今につながる。高校卒業後上京し、ライブ中心に活動。2010年12/1にSG「春夏秋冬」でデビュー。まっすぐな歌詞と歌声が同世代の共感を得ている。HPはhttp://nikiie.com/
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by mahalohilo | 2013-01-30 16:30 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)  

週刊レキオ「マハロな音楽」1/1掲載(ジミー・ペイジ/レッド・ツェッペリン)

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今日の沖縄は快晴だった。
青い空とやわらかい陽射しに誘われて、北谷の砂辺海岸に行ってきた。
きれいに整備された遊歩道から海に下りる途中、遊歩道下の日だまりで海を見ながら手作りのサンドイッチをファル娘とほおばり、のんびりと過ごした。
たまにはこういう時間も大切、大切。
ゆるやかに流れる時間と、波の音と、優しい陽射し。ただそれだけなんだけど、幸せを感じる時間だ。

c0193396_17224764.jpg目の前の景色とはまったく関係ないけれど、そこでふと思ったのだ。
沖縄の週刊レキオで毎週掲載している「マハロな音楽」をこのブログ上にもアップしていったらいいんじゃないか、と。

以前、編集長のT浜さんが話してくれた「内地のファンの方からレキオを送ってほしいと連絡をもらったんですよ」という言葉を思いだしたのだ。
あれはスターダスト・レビューのファンの方だったかな。

沖縄に住んでいる方、琉球新報をとっている方は見ることができるけれど、内地の方でも読みたいと思ってくれる方もいるんだな。だったら僕のブロクで紹介していこうと思ったのだ。

というわけで、これからレキオに掲載後の記事をここにアップすることにしました。
記事全体の雰囲気を見てもらうために「マハロな音楽」インタビューページと、原稿のテキストの両方を添付しておきます。
ひとまず今年1月1日号から…ご覧ください。

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   ▲L to R ジョン・ポール・ジョーンズ、ロバート・プラント、ジミー・ペイジ




「マハロな音楽」
ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)

一夜限りの再結成ライブを収めた映像作品

 1968年11月9日、ロンドンのミドル・アース・クラブで行われた初ライブでレッド・ツェッペリンが始動して44年。80年に解散してからもすでに32年が経った。これほどの歳月が流れた今でも老若男女を問わず聴き継がれ、愛され、アーティストたちにリスペクトされてきたバンドは、ロック史でも稀だろう。

 この伝説のロックバンド「レッド・ツェッペリン」が、2007年12月10日にロンドン「02アリーナ」で行った一夜限りの貴重な再結成ライブを収めたDVD・CDが『祭典の日(奇跡のライヴ)』だ。この映像作品のプロモーションのために来日したジミー・ペイジに話をうかった。

 「ライブの日まで数週間かけて入念なリハーサルをやったんだ。その前にウォームアップライブもやっていないし、2度目のステージもない。本当に1回限りだったからね。リハーサルを重ねるうちに徐々にメンバーが同じ意識で集中してきて、結果的に納得のいく最高のパフォーマンスができたと思うね」

 ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズに、オリジナルメンバーの故ジョン・ボーナムの息子、ジェイソンが加わり、「ツェッペリンのキャリアの中から幅広く選んだ」という16曲をたて続けに披露する。そのステージは筆者が72年に日本武道館で観た全盛期を思わせるものだった。

 ときおり演奏中にメンバーが顔を見合わせて笑顔をみせる。この一夜限りのライブを彼ら自身が心から楽しんでいる様子も写しこまれている。

 「演奏している時も思ったけど、何年か経ってこういうかたちで見返してみると、本当に楽しかったなとあらためて思う。みなさんにもその時の会場の熱さや雰囲気も感じてもらえたらうれしいね」
 「昔からのファンはもちろんだけど、当時ツェッペリンのライブが観れなかった若い人たちにも観てほしいと思うんだ」
 奇跡のような瞬間が写しとられた『祭典の日(奇跡のライヴ)』。必見です。


c0193396_11431532.jpg『祭典の日(奇跡のライヴ)』

レッド・ツェッペリン
収録曲:グッド・タイムズ・バッド・タイムズ/ブラック・ドッグ/貴方を愛しつづけて/幻惑されて/天国への階段/永遠の詩/胸いっぱいの愛を/ロックン・ロールなど全16曲。
(ワーナーミュージック・ジャパン 発売中)
※2CD+DVD(orブルーレイ)+ボーナスDVDのデラックスエディションほか、全5タイプ同時発売!
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by mahalohilo | 2013-01-29 17:29 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(4)