カテゴリ:馬場俊英( 20 )

 

Monkey Majikと馬場俊英の東京ライブを観て…

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只今、上京中。
先月末にAnlyの東京ワンマンライブ@渋谷eggmanを見た翌日、沖縄に戻ってから1週間後に、また東京にやってきた。
Monkey Majik@中野サンプラザホールと馬場俊英@めぐろパーシモンホールを観るのが、今回の目的。Monkeyは、彼らの沖縄公演の後、ウチの近くの沖縄居酒屋で一緒に楽しく盛り上がった時に、「東京公演も観に行くからね」と言った約束を果たすため。沖縄でのライブハウス公演もスペシャルだが、ホールでのライブも観たいと思ったからだ。
『southview』のダンサブルな曲に合わせて、広い会場に埋まった人たちが揺れる感じは、やはりライブハウスとはスケールが違う。楽しいライブだった。


そして昨日は、馬場俊英のアコースティックライブ『ME AND MY STORY』。馬場にとって初めての会場、めぐろパーシモンホールでのライブを観に行った。ここにこんなに立派な会場があることを僕も初めて知った。
二階席もたっぷりあって、音の抜けも良かった。

ツアーが始まって5公演目。
1曲1曲丁寧に歌を届ける姿勢が伝わるライブだった。
背後のスクリーンに歌詞を映し出し、その歌詞から浮かぶ情景をさらに彼の歌声で色づけをしていく感覚。それに普段あまりライブでは聴けない曲も歌ってくれて、BABAHEADSの方たちも嬉しかったと思う。
途中でウェブ上で募集したMY STORYを、馬場君も出演しているテレビ埼玉『マチコミ』のアナウンサーさんが朗読するくだりにはグッときたな。

未発表の新曲もたくさん歌っていた。
来年50歳を迎える馬場君が、今の自分自身の立ち位置でどんな夢が見れるのか、を歌った新曲「I Have a Dream」が良かった。諦めたら、そこで夢は終わる、というけれど、いくら齢をとっても、その時なりの夢を持つことはできるんだ、ということを教えられた気がする。

またひとつ勇気をもらえたライブだった。

9/19にデビュー20周年のシメとなる日比谷野外音楽堂でのコンサートも発表された。
周年企画のシメをぜひこの目で見たいと思ったのだった。

明日は、中村一義君のインタビュー@レキオ マハロな音楽、だ。ヨースケ@HOMEが繋いでくれた縁。楽しみです。ヨースケ、ありがとう!

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by mahalohilo | 2016-07-10 16:02 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(0)  

馬場俊英の美音とフリッパーの美味、どちらも最高です!

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今日の沖縄は、晴れ。
昨日に続き、曇りのち雨の天気予報に反して、暑い日になりました。
それにしても島の天気は、ホントに予想がつかない。沖縄の気象予報士の方も大変ですね(笑)。


昨日は美ら海水族館に行ってきた。
年間パスポートの更新のため。
そして美ら海水族館に行くもうひとつの楽しみ。
そう、途中の名護にある「フリッパー」でステーキを食べること(笑)。
ここのステーキは、とにかくめちゃ美味しい。
少し冷えても肉の柔らかさが変わらない。今まで食べたことのない美味しさなのだ。
それに目の前の海を眺めながらの食事も最高だしね。

着いたのは11時少し過ぎなのに、すでにお客さんで半数の席は埋まっていた。
しかも駐車場には「わナンバー」(観光客)が1台もいなかった。




大満足で、美ら海へ。
夏休みも終わったし、空いているかな?と思ったら、考えがアマかった。
人、人、人。言語もいろいろ。
ま、こういうこともありで楽しんだ1日だった。
久しぶりに観た「おきちゃん劇場」は楽しかったなぁ。
ショーの最後には、客席のみんなをプール前に呼び込んで…オキゴンドウがお客さんに水を浴びせる。さらにジャンプして水しぶきでプール前の人たちはずぶ濡れ。これも濡れてもすぐに乾いちゃう、沖縄の夏だからこそのスペシャルな出来事!?

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ところで昨日は木曜日。沖縄の情報紙、週刊レキオの配達日でした。
県外の方にも見て欲しいので、ここで掲載します。
ご覧ください。

今週登場してくれたのは、シンガーソングライターの馬場俊英。

取材したのは、8/12(水)。都内にある馬場君のオフィスにて。
以前このブログにも書いたが、とても暑い日だったのとリリースイベントの合間の日だったためか、とてもリラックスした服装で、麦茶を飲みながらのゆったりしたインタビューでした。

ニューアルバム『屋根裏部屋の歌〜ACOUSTIC SELF COVER COLLECTION』についてはもちろん、沖縄公演も含めた全47都道府県ツアーの話、そして近況&プライベートな話まで、いろんな話をした。記事になっているのは、新作の話だけだけれど…。

デビュー20周年を迎える来年には、オリジナルアルバムのほか、いろいろなことを考えていると話してくれた。馬場ヘッズのみなさん、楽しみにしていてください!


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by mahalohilo | 2015-09-04 11:45 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(2)  

INSIDE OUTインタビュー、こんな偶然があるのだろうか!!!!!!


   ▼写真は、INSIDE OUTの二人(右:添田、左:岡崎)photo by mahalohilo
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昨日のことだ。
スターダスト☆レビューのライブサポートをする2人(添田、岡崎)が結成する「INSIDE OUT」の取材(レキオ10/23掲載)で、スタレビの事務所にうかがった時のことである。
少し早めに着いたので添田君と「モンパチフェスは台風の影響がなかった?」という話をしていた。
「雨は降ってなかったけど、風は相当強かったですね」と添田君が話してくれているその時、部屋に入ってきた「彼」と顔を見合わせて、うぉーっ! 久しぶり!となった。

その「彼」は、馬場俊英君。
まさかの偶然の再会。予想もしていなかったから、その驚きはハンパなかった。
「どうして、ここに?」と尋ねると、「今、僕の事務所もここにあるんですよ」と彼は言った。
それからしばらくの間、おたがいの近況や、ニューアルバム『LOVE SONGS』の感想などを伝えたりしているうちに、INSIDE OUTの取材時間になった。
レキオのインタビューに出てほしい旨を伝えると、「もちろんです、こちらからもお願いします」と快く応じてくれた。
そして、また近いうちに会いましょう、と約束して別れた。

今日、ここに取材に来ていなければ、時間が少しでもずれていたら、彼に会うことはなかっただろう。偶然は、最高のサプライズをもたらしてくれるな。

本当にうれしい馬場君との再会でした。

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by mahalohilo | 2014-10-10 15:35 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(4)  

馬場俊英「野音でピース!」で思ったこと

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6/23は、馬場俊英くんの日比谷野外音楽堂での久しぶりのライブ「野音でピース!」の日。
このライブが観たくて、昨日東京にやってきた。
今日は、昼過ぎまで青空が見えるいい天気だった。
前回の「野音でピース!」は最初からずっと雨だったから、今回はどうにか雨に我慢してほしいと思っていた。
地下鉄の霞ヶ関に着いた時、空は灰色の雲に覆われていた。
でもまだ大丈夫。雨雲はない。
沖縄でいつも空を見ているから、空と雲の動きを見ればだいたい予測はつく。もうしばらくはこのままだろう。

17時、ライブは始まった。
ツアーのファイナル。しかも想い出の日比谷野音。
今日はバンドスタイルでのライブだ。ギター後藤くん(元キンモクセイ)の姿も見える。
最初の数曲は、PAの出音を少し抑えているのか、馬場クンのボーカルがバックの音の中に埋もれ気味だった。アコギの音も小さすぎる。バンドサウンドのふくよかな感じが出ていない。
しかしそれも「小さな頃のように」あたりで改善し、かなりクリアな音になった。

と思っていたら、急に雨がぽつり。そして本降りになった。
客席は一気に雨合羽の白が広がる。みんな偉いな、ちゃんと雨の準備をしていて。雨の準備をしてこなかった僕は即売店に走り、雨合羽をゲット。なんの問題もなく客席で見ることができた。
(レコード会社のT氏は、僕をステージ横に避難させてくれようと携帯に連絡をしてくれていたのに気づかず、失礼しました)

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そこで本日のスペシャルゲストのコブクロ小渕クンが登場。大歓声を浴びる。
曲はもちろん「三つ葉のクローバー」。ババコブで歌われる貴重な瞬間に立ち合うことができた。
さらにこの日のために新しく作ったという「風の中のエバーグリーン」を歌ってくれた。
馬場クンが歌詞を何度か書き直したため、完成したのは昨日だったというエピソードも。二人が奏でるアコギの音色と爽やかなメロディーに心が洗われた。(それにしても転調の多い楽曲だなぁ)
この曲が終わる頃には雨もあがっていた。さすが晴れ男・小渕。

小渕はアンコールにも再度呼び込まれて、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」も一緒に歌ってくれた。
馬場クンいわく「『ボーイズ・オン・ザ・ラン』をもっともうまくハモる人」だそうだ。


そしてラストの曲の前のMCにぐっときた。
小さい頃の話だ。
馬場クンは男三兄弟のまんなか。隣りには父親の兄の家があり、馬場クンと同じ齢の長女を筆頭に、年子の三姉妹が暮らしていた。隣りで暮らす伯父さんはよくキャッチボールの相手をしてくれたのだという。その伯父さんは馬場クンが10歳の時に他界。それ以降、三姉妹は母親ひとりの手で大きくなるまで育てられた。今思うと、忙しく働き、毎日毎日食事の支度をし、掃除も洗濯もし、ガムシャラに働いて子供を育ててきたその母親のすごさを実感していると、馬場クンは話していた。
その想いが「平凡」や「スーパーオーディナリー」に繋がっているのだと。
そしてそういう想いを歌にした最初の曲「男たちへ 女たちへ」が歌われた。

あたりまえのことを毎日毎日続けていくのは、本当は一番大変でむずかしいことなのかもしれない。

毎日会社に行って育ててくれた亡き父、そして毎日家事をしながら時間が空いた時はパートに出て、あたりまえのように子育てをしていた母に、感謝しなきゃいけないな。そう思った「野音でピース!」だった。



楽屋での馬場クンは、ライブを終えた安堵感と達成感で高揚していた。
ライブの感想を伝えたら、あの優しいこぼれ出る笑顔で、「ありがとうございます」と言って手を差し出して握手をしてくれた。その手は彼の心のように、とってもあたたかかった。

秋〜冬にはふたたびツアーに出るという。
11/24@中野サンプラザホール。絶対に観に来ようと思っている。

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by mahalohilo | 2013-06-24 00:23 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(2)  

馬場俊英くんのインタビュー、スタレビのライブで“彼”に再会!

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只今上京中です。
着いた日(4/18)の東京は20℃を超える日で長袖TでOK。
と安心していたら、次の日から気温が急降下。なんと昨日は最高気温9℃でした。ぶるぶる。
こんなに寒暖の差が激しいと体調崩しちゃうよね。
昨日、スターダストレビューのコンサート@中野サンプラザホールに行ってきた。
ボーカルの要さんは、この温度差に数日前から体調を崩されたとかで、ノドの調子がつらそうだった。
咳がとまらず、薬でおさえながらライブの日を迎えたのだという。
この前日はライブDVDのシューティングもあったのだけれど、「お客さんの顔を見ると、調子が悪いことも忘れちゃって元気になるんだよね」と話していた。
昨夜も、ノドはつらそうだったけど、3時間、最後まで全力で歌う姿とファンを楽しませてくれる姿勢に脱帽ものだったな。

楽屋では、ホント久しぶりに「K」クンに会うことができた。
数年前にKクンも参加していたORANGE RANGE主催のカウントダウンイベント@沖縄こどもの国、の話で盛り上がった。あの日は、雨の降るめっちゃ寒い大晦日だったよね、とKクンもしっかり覚えていた。
5月29日には久しぶりのニューアルバム『641』(タイトルは、兵役についていた日数)をリリースする。復帰後初のこの作品は、くじけそうになった時もあったけど、自分を知るための大事な日々だったことを記した表題曲ほか全6曲を収めたミニアルバムだ。
641日の間にはいろんなことがあったんだろう。彼にとってこの641日で経験したことは、きっとこれから歩んでいく人生の旅の大きな宝になるはず。この新作の歌を聴きながらそう思った。
Kクンから、「11月には沖縄でライブもやるので、ぜひ観に来てくださいね」と誘われた。久しぶりの沖縄でのライブ、彼自身とても楽しみにしているようだった。
僕も、その前に週刊レキオ「マハロの音楽」にも出てね、と言ったら、「ぜひぜひ出させてください!」とうれしい返事をもらった。
韓国での2年の兵役を無事に終えて、「これからは日本で活動します」と話すKクン。
次の再会を楽しみにいているよ。


その前日は馬場俊英クンのインタビュー@マハロな音楽。(5/9掲載予定)
現在、全国ツアー中にもかかわらず、時間をとってくれた馬場クンに感謝だね。
デビュー18年目に入った彼が、これまでの活動の集大成ともいえるベストアルバム『BABA TOSHIHIDE ALL TIME BEST 1996-2013〜ロードショーのあのメロディ〜』(5/15発売)についていろいろ話を訊いた。
映画のサウンドトラックのように日常に寄り添う歌を作り続けてきた馬場クンの全キャリアの中から、彼自身が選曲した全28曲が2枚のCDに収められたベストアルバムだ。
2枚のCDは、「THEATER 1:ROAD MOVIE」「THEATER 2:LOVE STORY」と名づけられ、それぞれ「人生の応援歌」的な曲と、ラブソングという括りでわけられている。
さらに馬場クンとコブクロ小渕クンによる「ババコブ」の「三つ葉のクローバー」が初めて作品化されて収録されているのもファンにはうれしいことだろう。

音楽とまっすぐに向き合いながら、山も谷も経験してきた馬場クンだからこそ、この17年の中から生まれてきた歌はリアリティがある。
「THEATER 2」の最初の4曲「ただ君を待つ」「一瞬のトワイライト」「三つ葉のクローバー」、そして「今日も君が好き」をはじめ、どれも胸にぐっとくる歌ばかり。
「THEATER 1」で生きる勇気をもらって、「THEATER 2」でほっこりとする。そんなベストアルバム、楽しみにしていてください。
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by mahalohilo | 2013-04-22 10:31 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(4)  

馬場俊英ツアーファイナル@渋谷公会堂。「ラーメンの歌」で発見した事

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僕がなぜ馬場俊英の歌が好きなのか。
今夜、渋谷公会堂で「ラーメンの歌」を聴いて、おぼろげながらその理由がわかった気がする。

「一瞬のトワイライト」もそうだが、主人公がかつての若い頃の出来事を思いだすストーリーに触れた時、僕は胸がぎゅっとなって涙腺がゆるんでしまうことに気づいたのだ。

カーラジオから流れてきた聴いた瞬間に、かつて彼女と一緒に歩いた道や風景が甦ってくる「一瞬のトワイライト」。
ちっちゃなラーメン屋で一緒にラーメンをすする彼女の嬉しそうな笑顔を見た時に、これからもずっと一緒の時間を過ごしていきたいと思う「ラーメンの歌」。
どちらもふと気づくと、若い頃に重ねている自分がいるのだ。

若い頃は時間はあるけどお金がないのがフツーだった。
お金はなくても、そばにいる大切な人の笑顔さえ見れたら幸せな気持ちになれた。
高級なレストランじゃなくても、街の定食屋さんで肩を並べてカツ丼を食べていれば、心は幸せで満腹だった。
若い頃は仕事もなくて決して裕福じゃなかったけど、そんな時代から苦労を苦労と思わずに前向きに笑いながら一緒に同じ道を歩んできてくれた妻に感謝だな。
「ラーメンの歌」を聴きながら、僕はそんなことを思っていた。

馬場君、ツアーファイナル、お疲れさま。
終演後の笑顔を見て、次の作品、そして4年ぶりの日比谷野音が楽しみになったよ。
良い師走を過ごしてください。
また会いましょう。
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by mahalohilo | 2012-12-13 00:22 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(2)  

馬場俊英『Acoustic Circuit 2012』@赤坂BLITZ

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上京してきました。
東京も暑くなった。すっかり真夏日です。
昨日は羽田空港に着いて、そのまま馬場君のライブ会場の赤坂BLITZに向かった。
会場に着くと、ちょうど開場したところだった。

5月から約2ヶ月におよんだ『Acoustic Circuit 2012』のファイナル。
初めての場所も含めたツアーだった。

Key、G、Bを加えたバンドスタイルもあれば、Gと二人の時や馬場の弾き語りもあった。
担当A&R氏によると、「『平凡』以降、できてくる曲も、歌い方も変わってきている」という。
曲が変化してきたことは「平凡」を聴いた方なら予測できると思うが、歌い方がどう変わっているのか、に興味があった。

ステージ上にはバンドセットと、『BAR平凡』の店が…。
掃除をするマスターがターンテーブルにサイモン&ガーファンクルの「スカボロフェア」をセットして歌が流れ始めると、メンバーが集まってきた。
馬場がギブソンのアコギを手に笑顔で登場して、ゆっくりと歌いだした曲は「今日も君が好き」。
僕のフェイバリット・ソングリストの中でもかなり上位に入る曲からの始まりに、僕は思わず笑顔になった。

〈好きな言葉を繋いで 君にこの愛を贈るよ
 グッドモーニン 今日もがんばろう
 そうさ 僕は今日も君が好き〉

この最後の〈…僕は今日も君が好き〉というところで、いつも僕は胸がきゅっとする。


きゅっとするといえば「二十年後の恋」も一緒だ。

〈時が行き 歳をとるのも素敵だね 君がいるのなら〉と歌われる時に同じ気持ちになる。

音楽って不思議だ。何度聴いても、同じところでぎゅっとなるのだから。
ほかにも馬場君にはそういう歌がたくさんある。
「鴨川」の一節もそうだし、「ただ君を待つ」や「待ち合わせ」も好きな一節がある。
たとえ上げたらきりがないのでやめておこう。

アコースティックのセッションは、歌をじゃましない。
言葉のひとつひとつが明確になり、そのぶんさらに伝わってくる、響いてくる。
だから、きゅっとなる回数の多いライブだった。

懐かしい歌から8/1リリースの『EP2〜犬はライオンになりたくない』収録の歌まで、新旧を混ぜた選曲。あなたはどの歌に惹かれただろうか。

アンコールでオレンジのツアーTを着て再度ステージに現れた馬場君。リラックスした表情だ。
アンコールのラストは「オオカミの歌」。途中からはマイクを通さず生声で歌っていた。吐き出された思いが会場に吸い込まれていく。

もう一曲と言って歌われたダブルアンコールが「旅人たちの歌」。懐かしい歌にみんなの歌声が自然と重なった。

そしてうれしいニュースを伝えてくれた。冬のツアーである。
東京は12月12日@渋谷公会堂。ちなみにこの日は馬場兄の誕生日とか。
『EP1〜平凡』から新たなトライを始めた馬場俊英。きっとこのツアーまでに新曲を書き上げてステージで聴かせてくれることだろう。
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by mahalohilo | 2012-07-16 17:41 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(4)  

馬場俊英ツアー『悲しみよ、明日の星になれ』@中野サンプラザホール

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11月28日、馬場俊英の『LIVE TOUR 2010 悲しみよ、明日の星になれ』の東京公演、3年ぶりの中野サンプラザホール。

始まりの時を待つ会場内に、懐かしい歌が流れていた。
マリリン・マックー&ビリー・デイヴィス・ジュニアの「You don't have to be a star(to be in my show)〜星空のふたり」、マンハッタンズの「Shining Star〜夢のシャイニング・スター」etc.……それは馬場自身が選曲した80年代の名曲の数々だった。
そしてそれらは、どれも僕の想い出にも深く寄り添っている曲でもあった。
聴きながら、若い頃の記憶が次々と湧いてくる。この歌をよく聴いていた頃はこんなことをやっていたな。この歌の時は…。そういえば、ここ中野サンプラザは、僕らが結婚式をあげた場所だったな、とかね。音楽って本当に不思議な力を持っていると思う。曲を聴いただけで、こんなにもいろんな記憶が呼び起こされるのだから。

c0193396_18363884.jpg馬場の歌でもそういう想い出に寄り添っている曲がたくさんある。
リリースのたびに話を聞いていた初期の曲たち。なかでも「恋をするなら」「センチメンタルシティ・マラソン」「ティラノサウルスの恋」。
しばらく逢わない時を経た後で突然郵送されてきたアルバム『鴨川』に入っていた「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「鴨川」、何度も何度も聴きかえした「一瞬のトワイライト」「STATION」「スタート・ライン」、そして永遠の旅立ちをする前に、兄を力づけてくれた「いつか君に追い風が」「明日の旅人」……。どの曲にも語りだしたらとまらないくらい想い出の断片が歌に溶け込んでいる。
だからライブの時にそういう歌が流れてきた瞬間、急速に時を遡る。
曲が変わるたびに、時間軸を行ったり来たりするのである。

この夜のライブでは、オープニングのBGMから僕は時間軸を右往左往していた。


オリジナルヴァージョンにより近いカタチで演奏された「スタートライン」でライブは始まった。
以前ブログでも書いたが、それは妻が落ち込んでいる時に悲しみや辛さから立ち直るきっかけになった歌だ。どうしても馬場の生歌の「スタートライン」を聴いてほしくて、3年前の中野サンプラザホールに一緒に来たっけ…。

「一瞬のトワイライト」で20年前の自分を見つめ返し、「STATION」で過去の痛みのかさぶたが少しだけはがれ、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」では“ジロー”に若い頃の自分自身が重なる。レスポールじゃなくて、僕はギルドのアコースティックギターだったけど…。

そしてアンコールで馬場の音楽で辿る時間軸の旅は過去のマックスに。曲名は伏せるが、それは馬場のファーストアルバムに収められていた曲だった。このアルバムのインタビューをした97年当時の情景が脳裏に浮かぶ。野球少年だった頃のことをうれしそうに話す姿が思いだされる。
あの頃も、今も、自分自身としっかり向き合いながら、ひと言ひと言を大切に話す姿勢は変わっていないな、と思った。

「素敵なミュージシャンたちと出逢って、こうやってみなさんの前でライブができることは、僕にとって最高の宝物です」
最後に馬場はこう言ってステージを後にした。

懐かしい曲から未発表曲「悲しみよ、明日の風になれ」「海鳴り」まで全19曲。最初から最後まで、優しくてあたたかい空気が流れていたライブだった。
それは馬場の歌を受けとめ、ファン自身が想いをこめてステージの馬場に投げ返すことで繋がる気持ちのキャッチボールが、あたたかい雰囲気を生んでいたのだと思う。

僕にとってのいろんな想いの詰まった中野サンプラザでのライブ。
素敵な時間だった。

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by mahalohilo | 2010-12-05 18:48 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(8)  

今朝も“虹”と出逢い、そして佐藤聖子の『CRYSTAL』

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こんなことってあるんだね。
今朝も“虹”を見たんだ。
それも水平線の上できれいに弧を描いた虹を…。

今朝の風景①
ビーチに着いて準備体操をしている時のことだ。いつも朝遊泳で一緒になるSさん(九州訛り!? どこ出身か尋ねたことないなぁ)に「虹が出てるよ」と言われなければ、しばらく虹に気づかなかったはずだ。駐車場から歩いてくる時も、ビーチに着いてからも空を見ていたけど、その時は出ていなかったんだ。
今朝は出ないんだなと思っていた矢先のひと言。思わず、そこにいた人がみんな、うゎ〜と声を上げた。それぐらい見事な虹だった。

c0193396_21565882.jpgc0193396_21564284.jpgしばらく見とれていると、水平線の方から徐々に薄れていき、消えていった。その間、5分ほど。儚く消えていくから、虹はココロに刻まれるんだと思う。

満ち潮の海。いつものようにニモ君たちに挨拶して、沖へ。
今朝は透明度が悪いな。目の前を40cmはあるタマンが優雅に泳いでいく。ハリセンボンがぷかぷかと海中で漂っている。
ギャングのような悪顔の魚が餌をついばんでいる。それを横取りしようとブルーのきれいな魚がまわりをぐるぐるまわる。魚の世界も生存競争がきびしそうだな。

そろそろ帰ろうか、と思って、海中から顔を上げると、さっきの虹とは違う、また新しく架かっていた、もう消えかかる寸前のちっちゃな虹があった。

海面に漂いながら、しばらく見ていたら、すっと消えていった。
あの虹はどこへ行っちゃうんだろう。
ちょっぴりさみしい気持ちになった…。

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朝の風景②
家に戻り、食事をとってから、いつものように午前中の仕事にかかる。
先日ブログにも書いたが、虹を見るようになってからよく聴いている「365 Colors Of The Rainbow」が今日のBGMの1曲目。まだ夏が十分に残る 沖縄で、雪降る夜を歌ったこの曲のミスマッチがなんともいえないな、なんてね。
そういえばこの曲も収録したアルバム『CRYSTAL』のリリース時に、佐藤聖子のインタビューをしたことがあったな。インタビュー場所は、当時、池尻大橋にあったフォーライフレコード本社の1Fのイタリアンレストランで。
その時の原稿は、こんなカンジでした…。


●佐藤聖子『CRYSTAL』インタビュー(@WHAT's IN? '95.10)

「今年は手応えあるライヴができた気がするし、それが自信になって、前よりもっと歌が好きになってきてるの…」
 前作『SATELLITE☆S』の時、彼女がそんな話をしてくれたことを思いだす。
あれから5か月、ニュー・アルバム『CRYSTAL』を完成させた聖子ちゃん。今の心境は?

c0193396_22102565.jpg「好きだからこそ、そのぶん臆病になったり不安になることってあると思うんです。例えば仕事だけじゃなく、恋愛でも、恋をするといろいろ余計なことを考えちゃったり、ついつい計算してしまう自分がいたり。でもその感情が生まれる最初の瞬間って頭ではぜんぜん考えてなくて、どうしようもなく好き!とか惹かれちゃう!みたいなところから始まるじゃないですか。そこに返ると、すごく勇気も出るなと思って。私も音楽を好きになった頃や、初めてライヴの楽しさを知った瞬間の気持ちを思いだしたら、すごく気持ちが前に向いてきて。前よりもっと今の自分が好きでいられるなという感じなの」

 そんな彼女の今の気持ちを映したように、最新作『CRYSTAL』では純粋に何かに向かっている主人公が描かれている。
例えば、恋人たちであふれる街を独り歩きながら、いつかは私も…と心弾ませる「すてきなシャイニン・デイ」や、2人で歩んできた日々に別れを告げ、新しい道を歩み始めようと心に決める「冬に咲く花」などなど。歌声の先に、相手の表情や温もりまで感じてくる歌ばかりだ。

「前は外に発する歌い方というか、元気で明るい印象があったと思うんです。1対地球とか、1対何千人に向かって歌うみたいなところがあったけど、今はそれよりも1対1、すごく大切な人と向かってるようなイメージ。それも毎日大切に温めて、歩いて手渡しに行く、みたいな。今回は、そういう歌が歌えたらいいなと思っていました」

 大切な人、大切な想い、そして大切な曲たちを例える言葉が、“CRYSTAL”。それは、彼女がふと本屋さんで見かけた1冊の“雪の結晶”の本から感じた言葉だった。

「雪の結晶って、2つとして同じカタチがこの世に存在しなくて。それも空から人の肩に落ちるまで1〜2時間の命にしかすぎないと書いてあって。すごくはかないなと思った。自分の一生だって、地球の歴史にくらべたらほんの一瞬。恋をして、そこから始まり終わってく恋もあるだろうけど、雪の結晶のようにピュアな気持ちで過ごせたらいいなと思って。ピュアな気持ちって、温もりみたいなもので人の肌にそっと入っていくような気がして。私の歌も、そうなればいいなと思ったんです」 
 
インタビュー・文/伊藤博伸

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“虹”も雪の結晶のように短い命。だからこそ出逢ったその瞬間を大切にしたい、と思う。
明日も逢えたらいいな。
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by mahalohilo | 2010-09-09 22:06 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(8)  

T-REXの恋 …… へと、タイムトリップ

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数日前、WOWOWでマイケル・クライトン特集をやっていた。
すっごく懐かしく観せてもらった。
なぜなら一時期、僕は彼の小説にハマり、全作品を読破したりもしていたからだ。

きっかけは20年近く前、あるアーティストの取材でLAに行った時のことだ。
レコーディングスタジオのアメリカ人スタッフが、ものすごく面白い本があるんだ、と言いながら、僕に見せてくれた1冊の分厚いペーパーバックが、マイケル・クライトンの『ジュラシック・パーク』だった。
それからしばらくして、彼のこの小説が映画化され大ヒット作となったことはご存知の通りだ。

c0193396_13251135.jpgWOWOWの特集でオンエアされた『ジュラシック・パーク』を久しぶりに観て、初めてペーパーバックで知った20年近く前に、僕はタイムトリップした気分になった。
観ている間中、ずっとドキドキワクワクしっぱなしだった。
どうして男の子(オジサンを含む・笑)は、恐竜とか宇宙とかロボットとか、が好きなんだろう。

『ジュラシック・パーク』を観ながら、僕は恐竜図鑑や科学図鑑の「宇宙篇」を手に入れて、毎日のように眺めては、太古の地を走るティラノサウルス・レックス(T-REX)や、近くで見たら土星のリングはどうなってるんだろう!?と考えていた少年時代にタイムトリップしていた。


タイムトリップ気分のついでに、時空を1997年10月へワープしてみよう。
そう、馬場俊英と毎月のように取材で会っていた、あの時代へ。
97年11月21日にリリースされた5th.シングル「ティラノサウルスの恋」のインタビュー・ルームへ……一緒にタイムトリップしてみませんか?

           *      *      *

 馬場俊英は、スポーツ的発想やスポーツマン的精神の持ち主なのだと思う。それは小さい頃から野球少年で、中学時代は野球部の3番でサードという花形選手だった当時から、ずっと彼の中に根付いていたものだったのかもしれない。ただし、がむしゃらに“根性!”と叫ぶようなスポ根的なものではなく、もっと健全に汗をかくことを楽しむ、爽やかなスポーツマン的なもの、といった意味で。

c0193396_16443147.jpg この夏にリリースされて以来、全国各地のFM局でパワープレイになるほどファンの支持が高い4枚目のシングル「センチメンタルシティマラソン」も、そんな彼のスポーツ的発想から生まれた曲だと言ってもいい。

 足を止めて寝転んでも誰も責めたりしないけど、バカらしいだろ? 最高につらい坂道を駆けのぼったら何が見えるだろう…きっとそこに、君はいる!

 たとえつらい日々を過ごしたとしても、想い続ければいつか君にわかってもらえる、と馬場はこの曲で、君への想いとマラソンをかけたダブルミーニングという手法で愛を表現する。まさに彼らしいスポーツ的発想の歌だ。

c0193396_13262086.jpg「この曲を作っている時は、ちょっとスポーツっぽい心境だったんですよ」と彼は言う。
「僕は周期的にそういう心境になる傾向があるみたいで。(笑)僕はスポーツ中継を観るのが好きで、なんでもよく観るんですね。特に陸上競技はスタートがあって、ゴールがあって、結果がでるというふうに、そのガンバリ方がわかりやすいですよね。エネルギーと情熱を注いで時間を過ごすというか。そういう生活をしたいと思ってた時期だったんですよ」

 そこからマラソンと恋愛がクロスしていく発想の過程が、またたまらなく彼らしい。
「走るというのは、目標に向かって突き進んでいく、気持ちが走るみたいなイメージが僕にはあって。夢が待っているというのではなく、こちらからその夢に向かって走っていくというイメージを歌った曲なんです。夢とか希望というとハッピーな感じがあるじゃないですか。でも夢を見てる時というのは、こんなふうになればいいなって現状に満足していなかったり、不安な時期だと思うです。夢と背中合わせにある悲しみや不安でいっぱいの中を目標に向かって走っていく、みたいなね。それが僕の中のマラソンのイメージに重なったんです」

c0193396_11413270.jpgこの「センチメンタルシティ マラソン」の“New Sneaker Mix”も収められた馬場の3曲入りマキシシングル「ティラノサウルスの恋/君は恋人で、恋人で友達で」がリリースされた。
「ティラノサウルス〜」は、先の「センチメンタル〜」同様、ステージで歌っている彼の姿が連想できる、実にライヴ感のあるロックチューンだ。音を繊細に積み上げ、詰め込んだデジタルサウンドが主流の今の音楽シーンにあって、彼のアナログ的なサウンドは、逆にとても音に血が通っていて新鮮に映る。

「今回は初めて僕が1枚まるごとアレンジをやったんですけど、やっぱりギタリストやベーシストがいてドラムの人がいて、で、僕が歌ってという、1人1人の存在が見えるような音にしたかったんです。これが僕のやり方なんですよね」

 それにしても、詞の中の彼の視線には独特のものがあると思う。この「ティラノサウルス〜」では、彼女への想いの強さを、たとえ恐竜みたいな化石になっても、土の中で君のことを愛してると呼び続けるだろう、と表現する。

「そういうのが好きなんですよ。裸の気持ちで愛するというか。だったら、それよりもっと強いのは何かというと骨になっちゃう。(笑)それぐらい強い愛という感じ。オシャレじゃない愛もいいなぁと思って。ドラマのような恋愛じゃなくて、ラヴレターを出すみたいな、もっと時代遅れな恋愛の歌にしたかったんです。でもティラノサウルスだと40臆年も時代遅れですね(笑)」

c0193396_13255568.jpg そしてもう1曲が「君は恋人で、恋人で友達で」。荷物をまとめて部屋が出ていく彼女の後ろ姿を見送りながら、彼女への優しさや配慮が足りなかったことを後悔する、とても切ないバラッドだ。

 デビュー曲の「星を待ってる」にしても、ファーストアルバムの中の「夢」や「「優しい雨のように」を覚えてますか?」にしても、彼の詞には胸を奥底がキュンとなるものが多い。きっと彼自身がとても繊細でセンチメンタルな人なのだと思う。そうでなければ、あれほど聴く者の感情を揺さぶる歌は作れないと思うのだけれど。

スポーツ的発想やスポーツマン的精神と同時に、センチメンタルな心も持ちあわせた馬場俊英は、同じ男から見ても、憎いほどカッコイイやつだ。
                     (取材・文/伊藤博伸 Gb 97年11月号)



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by mahalohilo | 2010-06-05 13:44 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(8)