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持田香織のソロを聴いていたら、ちょっと遠まわりしたい気分になった

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先週上京してから毎日毎日暑い日が続いている。
練馬では38℃を超える猛暑。
38℃って、体温以上じゃん!
しかも微熱どころじゃないよ。
昨日Chicago Poodleのインタビューで六本木に行ったんだけど、
暑さがハンパない。
アスファルトと照り返しと、囲まれたビル群内にこもった熱気で蒸し風呂状態。
この暑さは沖縄以上だ。
生まれ育った東京だけど、年々地上温がまちがいなく上昇しているのを実感するな。

今日も朝から30℃近い。そして今は35℃。
三多摩地域でこの状態なら、都内はでもう37℃超えしていることだろう。

そのなか今朝も多摩川ウォーキングをしてきた。
陽射しは激しく強いが、風が流れていて、思いのほか気持ちがいいな。
さすがに歩いている人もサイクリングしている人も、ほとんどいない。
30分も歩いていると汗が噴き出してくる。
汗をかけばかくほど、身体が軽くなってくるのを感じる。
でも水分補給は忘れずに。
木陰でしばらく休憩。木陰に涼しい風が流れてくる。ふーっ。

c0193396_12491730.jpgひと息ついて、さぁ帰ろう。
帰り道のBGMは、持田香織(Every Little Thing)のソロアルバム『NIU』(8/25発売)を選んだ。

アコースティックな優しい音楽の中で歌う彼女は、まるで青空に浮かぶふわふわ雲のようにやわらかで、自然な印象だ。飾ることなく、ありのままの姿でいることが心地がいいんだよ、とでもいうように…。

「歌うことでも歌詞にしても、よくみせたいなとか、今の自分が持っていることよりも先を目指したり、頑張りすぎちゃうこともあると思います。そういう頑張ることも大事ですけれど、自分ができること、自分とちゃんと向き合う中で、ただただまっすぐに歌うことが今の自分には合っているような気がしているんですね」と、彼女は話していた。

c0193396_13105388.jpg彼女は今、とてもいい環境にいるのだと思う。
ELTのボーカリストでいる時の自分、そしてソロとして自分らしさを表現している時の自分。
とても自然体な彼女を話していても、その両方のバランスが、いい状態で保たれていることがわかる。

『NIU』は、聴き終えた後で心がほっこりとする、幸せな気持ちになれるアルバムだ。
同じ道を帰るのが好きじゃない僕に、今日はちょっと遠まわりして帰ろうと思わせる、とても気持ちのいいアルバムだった。

今日の最終便で沖縄に戻る。
沖縄も暑いのかな?


(PS)持田香織のインタビュー記事は、「steady.」10月号(9/7発売)に掲載されます。
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by mahalohilo | 2010-08-18 12:52 | music | Trackback | Comments(0)  

偶然に見つけたEric Kazの28年ぶりのソロCD

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i Podを手に入れた。
なにをいまさら!?と言われても仕方がないけど、なぜか今まで必要としていなかったのだ。
音楽はMDで聴いていたし、インタビューもMDが便利(原稿に使うところにポイントをつけて、後でそこだけを聞き直せばいいから)なので、MDレコーダーが一台あれば、すべて間に合っていたからだ。
でも、使い始めると、やっぱりi Podは実に便利だった。
デスクの上のMacに接続した途端に、i Tuneに入っている音源がすべて自動的に取り込まれた。これまでレギュラーで取材しているアーティストの音源は一気にすべて収められ、これからは取材に向かうまでに既発売の音源を聴き直すことができる。
今までのように、いちいちMDに録音しなくていいのも便利だ。
それになんといっても小さくて軽い。上京中の日課の多摩川ウォーキング中も手軽に持っていける。
さっそく今日は、i Podを聴きながらウォーキングを楽しんだ。

c0193396_18112937.jpg今日聴いたのは、山中さわおの『ディスチャージ』(6/23発売)。
the pillowsのフロントマンが満を持して発表する初のソロアルバムだ。
全編英語詞で、サウンドは実にポップ。

初っぱの「Music Creature」で、〈さよなら最初のギター グッバイ懐かしのロックスター(訳)〉と始まるから、ネジレてるのかと思いきや、〈俺はただ歌うだけの生き物〉と音楽家としての自己確認からアルバムは始まっている。

それは3曲目の「DAWN SPEECH」で、より明確に綴られる。すぐに口ずさめそうなメロディと、超ポップなサウンドで彩られたこの曲では、〈僕はあらためて音楽が好きだ これ以上にフィットするモノがあるだろうか? たぶんないとだろう 見つからないだろう〉とか〈あの初めての熱い衝撃 わかるだろう? もう眠れないんだ 限界までギターを弾くよ〉と歌う。
これは個人的にはアルバム中で一番好きな曲。途中のさわおのギターソロがなんとも言えずシブい!

ほかにも遊び心にあふれたアレンジの「Deep Story」とか、ギターのアルペジオで歌われる「Birthday」もイイ。ポップスって、ロックって、音楽ってこんなにも生活に密着していたんだと実感させてくれる珠玉のアルバムに仕上がっている。

最小人数のロックなアプローチで、ポップなバンドサウンドを追求し続けてきたpillowsの基本姿勢は残しながらも、他のアーティストとのセッションから生まれる化学反応を楽しんでいる感じ。元エレルガーデンの高橋宏貴やThe Birthdayのクハラ、チャットモンチーの福岡らが参加。

c0193396_1825259.jpgそして、ほかにウォーキング中聴いていたのは、Eric Kazのアルバム『1000年の悲しみ(1000 years of sorrow)』。今回の上京中に中野のレコードショップで偶然見つけて、即買いしたCDだ。

The Eaglesをはじめとする70年代アメリカ西海岸系、そしてOrleansなどのウッドストック〜ベアズヴィル(レーベル)系が好みの僕にとって、Eric Kazや後に彼が在籍したバンド「American Flyer」は、まさに僕の音楽のストライクゾーンのド真ん中に位置するアーティストだ。

彼がこれまで発表した2枚のソロアルバム『If you're lonly』('72年)『カル・デ・サック』('74年)、American Flyer時代の『アメリカン・フライヤー』『スピリット・オブ・ア・ウーマン』、そして元ピュア・プレリー・リーグで、American Flyerのメンバーでもあったクレイグ・フラーとのデュエットアルバム『クレイグ・フラー/エリック・カズ』も、すべて僕のCDラックに大切に収まっている。

c0193396_18541896.jpgその彼が、2002年の時点でソロ名義としては28年ぶりとなるアルバムがこの『1000年の悲しみ』だ。ほとんどがピアノ弾き語り中心。デモ音源のようなシンプルさだが、メロディも歌もしっかりEric Kazしていたのが、うれしかった。
28年ぶりだけど、その時間をまったく感じさせないレイドバックさ。元々、彼は昔からレイドバックした音だったけれど(笑)。変わらぬことが彼のアイデンティティなのだ。

American Flyerのアルバムにも入っている「Gambling Man」や「Such A Beautiful Feeling」も収録。特に「Such〜」はデモヴァージョンとベアズヴィルスタジオでの2ヴァージョンが収められている。それに3曲のライブ音源もある!

信じられない偶然の出逢いに、歩きながらニコニコ顔だった、かも(笑)。

(PS)それともう1枚、中野でザ・ビートモーターズの1stアルバム『気楽にやろうぜ』もゲットしたぜぃー!

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by mahalohilo | 2010-06-19 18:28 | music | Trackback | Comments(2)  

大波打ち寄せる嵐の海のようなザ・ビートモーターズのライブだった

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大波が次々と押し寄せてくる嵐の海を想った。
防波堤にぶつかった波は、持て余したエネルギーの塊を飛沫に変えて大空へと解き放つ。
腹に響く大波の破裂音。底知れぬエネルギー。それが絶え間なく襲いかかってくるあの嵐の海に、その時、僕は確かに居た。
下北沢シェルター。ギュウ詰め状態のライブハウスは大波がうねり寄せる瞬間を待っていた。
嵐の前の静けさ。囁き合う声が徐々に大きくなってくるのは、例えようのない興奮の前ぶれか。

ザ・ビートモーターズ。2ndアルバム『素晴らしいね』レコ発ツアーのファイナル。2010.6/11(金)。
最初に寄せてきた波は、「愛をさがして」だった。
次が、「アンドレア」。初っぱなから内包したエネルギーを惜しみなくぶちまける。
すでに2曲目で、Vo.秋葉の髪は吹き出した汗で顔にへばりつく。ディランのTシャツも汗で色が変わっている。まだまだ始まったばかり。客の反応はどうか。波が大きければ大きいほどワクワクするサーファーの心情と同じように、曲が続くにつれて振り上げるガッツな拳と笑顔の歓声に変わっていった。

時折ザ・バンドや、ビーチボーイズ『ペット・サウンズ』の横風も感じながらも、それすら全身で取り込みバンドの色にして放出する秋葉のキャラに惹かれる。そんな彼をがっつり支える木村(G)、ジョニー(B)、鹿野(Ds)の存在もデカイ。安定したビートの支えがあるからこそ、そこでどんなに弾けても揺るがない。それがいい意味でバンドの個性に繋がっていく。ビートモーターズの良さは、揺るぎないバンドサウンドと弾けるヴォーカルの個性にあると思う。

「素晴らしいね」は、ホントにスバラシかった。
スローでベヴィな音の中で「すばらしいね」と連呼する前半パート。中盤から構成が変わってテンポアップ。ゼップの「Whole Lotta Love」や「Dazed and Confused」の間奏部分のサイケなインプロビゼーションを想像させる展開、そして再びスローな「すばらしいね!」に戻っていく曲構成がイイ。
ギブソンSGのダブルネックを弾く木村は「Stairway to Heaven」を奏でるジミー・ペイジを彷彿とさせ、ハネながらもきっちりとビートをキープするジョニーのプレイはジョン.P.ジョーンズを想像させた。ちょっと褒めすぎ?(笑) いや、それぐらいこの曲は僕の中でスバラシかったのだ。

無防備になれる音楽だった。構えることも、気取る必要もない。ありのままの自分で、どしゃぶりの雨のような音楽に打たれ身を任せる感覚。体を刺す雨がやたらと気持ち良く感じる、あの感覚がビートモーターズの音楽にはある。

この夜、どしゃぶりの雨というよりは、防波堤にぶちあたり飛び散る飛沫のような音を浴びながら、あらためてココロもカラダも、全身が反応する気持ちイイ音楽に出逢えたことにガッツポーズしたい気持ちだ。

ザ・ビートモーターズ。次のライブはいつなのか、即効チェックしてみようと思っている。また、あの爆音に出逢うために。

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photo by O-NABE
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by mahalohilo | 2010-06-12 12:59 | music | Trackback | Comments(0)  

幼い頃から育んできた五感の記憶を刺激するsleepy.abの音世界

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ここ数日、梅雨の合間の晴れが続いていた沖縄の空のように、今日の東京は雲ひとつない青空が広がっている。今月もやってきました東京。正直、暑いです。風もないし。
上京中の恒例、多摩川ウォーキングしてきました。この暑さだと、きっと人はそれほど出ていない!?…と思ったら、けっこういました。ジョガーにサイクルツーリスト、ベンチで日光浴、おじさん野球、ラジコングライダーを操るこれまた年配の方々、みんな太陽の恵みを満喫している様子。

今日の音楽のおともは、「sleepy.ab(スリーピー)」。
北海道は札幌出身の4ピースバンドだ。
彼らを知ったのは、奄美の唄者「城 南海(きずきみなみ)」の1st.アルバムでカバーしていたsleepy.abの楽曲「四季ウタカタ」を聴いた時。なんて広がりのある大きなメロディなんだろう、と思った。ものすごく気になった。ほかの曲も聴いてみようと思った。
それが彼らのアルバム『paratroop』だった。

c0193396_12185557.jpg音が耳に届いた瞬間、眼の前に広い空間が広がった。一面に広がるなだらかな草原と、そこを切り裂くように真っ直ぐにのびる1本の道が胸の中に映し出された。
優しい風のような穏やかな独特の空気感と、ゆっくり流れる時間が心地よかった。

感じる風景は曲によって変わっていく。青空の草原もあれば、雪が降り積もった街並も、強い風をともなった大雪の夜の風景も見えてくる。
優しい音だけではなく、激しさに満ちた音もある。
しかし、どれもsleepy.abにしか表わせない独特の音世界なのである。

人は五感の記憶を育みながら生きているのだと思う。
なぜなら歳を重ねるほど、幼い頃から見てきた景色や匂いや音の記憶が懐かしさとともに蘇ってくる瞬間が多々あるからだ。sleepy.abの描きだす音の世界は、北海道の美しい風景と環境の中で育った彼らの五感の記憶から生まれていると僕は思うのだが、どうだろう。

c0193396_12192993.jpgsleepy.abの初のシングルが「君と背景」(6/23発売)。
この曲から見えてくるのは、木々の間から射しこむやわらかな木漏れ日の風景。
前に進めなくなった時は、木漏れ日の中で少し休んでいこう。やわらかい陽射しと葉音に包まれて、ウトウトしよう。がんばらなくてもいいじゃない。気分がよくなったら、強い光の中へ出ていけばいいのだから。

木漏れ日の中でのひと休み。汗もひいたし、僕もそろそろ光の中に出て行こう。



(PS)この「君と背景」の収められているライブ音源3曲が素晴らしい。初回限定盤は地元・札幌道新ホールでのライブを。また通常盤には東京キネマ倶楽部での別の3曲のライブ音源が収められている。通常盤には、僕が彼らを知った「四季ウタカタ」のオリジナルのライブ音源も収録。

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by mahalohilo | 2010-06-10 12:30 | music | Trackback | Comments(0)  

虹の橋の向こうで…きっと大きな笑顔で見守っている

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とてもとっても、あたたかい空間だった。
まるで空から見守る太陽が木々の緑をさらに色づかせるように、そこに集まった人たちをみんな笑顔にかえていく。ゆっくりと流れる初夏の風があたたかい空間に流れ、心の固くなったところをやわらかくしてくれる。そんな時間だった。

c0193396_1434115.jpg5/21、Friday、恵比寿リキッドルーム。
多和田えみの一夜限りのソウルイベント『SOUL POWER presents LOVELY DAY-Special Live Sessions-』。彼女のソウルメイトたちが集ったニュー・マキシシングル『Lovely Day』のリリースパーティだ。

JAM Companyのジャジーなプレイの後でステージに迎え入れられた多和田えみが歌ったのは「やさしく歌って」。ロバータ・フラックのあの名曲を、彼女はロバータのバラッドヴァージョンと、アップビートのファンクヴァージョンで披露する。ハスキーなヴォーカルに“愛”が宿ったソウルレディの歌に会場の人たちの身体が自然と揺れ始める。

最初のゲストは、多和田のバンド、The Soul Infinityのメンバーでもあるパーカション&フルートの岩村乃菜。
「実は彼女がてつやさんとの出逢いをつくってくれた張本人」と多和田はMCで語る。ゴスペラーズのLAでのライブに参加していた岩村が、「多和田えみの『CAN'T REACH』という曲が気になっている」という村上の話を受けて、多和田を紹介したのが始まりだった。そこから交流が始まり、昨夏、ソウルの祭典『SOUL POWER』への出演依頼に。しかし多和田の急病で当日出演キャンセルとなり幻のステージになってしまった。
でもストーリーは、そこで終わりではなかった。この『SOUL POWER』の魂が時を経て紡がれ生まれたのが、村上プロデュースによる多和田のニュー・マキシ『Lovely Day』なのである。

ここで村上が気になっていたという出逢いの曲「CAN'T REACH」が歌われる。

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そして、「I'll Be There」のイントロが奏でられる中で呼び込まれたのが、ゴスペラーズ村上と、Skoop On SomebodyのTAKEとKO-ICHIROだった。官能的なソウルグルーヴ。この豪華なソウルトライアングルはめったに観れるものじゃない。3人によるもう1曲は、アル・グリーンの「Let's Get Together」。『Lovely Day』にも村上とTAKEのユニット「武田と哲也」をフィーチュアして収録されていたこの曲で、さらにホットな夜は流れていく。

この後は、「ここからちょっと男臭くいきます」というTAKE。多和田と村上がステージをおりて、Skoop On Somebodyがデープな曲を披露。「Nice'n Slow」、そして「バラ色」。女性たちの瞳がTAKEに釘付けだ。

ふたたび、多和田のステージに。
新曲「Lovely Day」では、プロデューサーの村上に、コーラスでレコーディングにも参加しているゴスペラーズ北山陽一も登場。JAM Companyも含め、レコーディングメンバーによるスペシャルなセッションを聴かせてくれた。


c0193396_10415936.jpgアンコールのあたたかい声援が続く。
SOULSMANIAとのコラボTでステージに現れたメンバーたち。見慣れない半袖T姿の村上。本人も照れくさそうだ。
会場の傍らには、ライブペインター「DRAGON76」が、今夜のライブイベントの間に描き続けていた作品がすでに完成している。作品の中の笑顔の2人は、今にも空に向かって飛び立ちそうだ。


アンコールのラストに歌われたのが、『Lovely Day』にも収められている「Rainbow」。
愛しい人への想いと感謝を歌に託した曲だった。

〈My rainbow…,Your rainbow……〉

虹の橋を渡ってしまっても、一緒に夢を紡いできた心は繋がっている。

虹の橋の向こうで、きっと“彼”もこの夜の素敵なライブを観ていたはず。
あの大きな笑顔で…。

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(PS)多和田えみ&The Soul Infinityのライブアルバム『SINGS OF SOULS live 2010』が6/23にリリースされる。
今年始めに行った『SINGS OF SOULS』ツアーのファイナル、2/20の地元沖縄・桜坂セントラルのライブを中心に、初日1/15@渋谷O-EASTを加えたソウルグルーヴに満ちた素晴らしいライブアルバムだ。
ツアーに参加できなかった方、そして多和田えみのあたたかいソウルマインドに触れたい方はぜひ聴いてほしいと思う。
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by mahalohilo | 2010-05-22 14:52 | music | Trackback | Comments(2)  

Do As Infinity LIVE TOUR 2010〜ETERNAL FLAME〜@アミュー立川

只今、上京中です。

梅雨に入った沖縄だけど、一昨日、昨日と晴れてエアコンつけるほどあっつーい日だったので、東京は少し涼しく感じます。
でも僕はこの時季の東京が一番好きかな。
朝晩が涼しくて、昼間はちょうどいい気温だから。

c0193396_1652429.jpg昨日、さっそくライブを観に行ってきた。
再活動後、取材をしているDo As Infinityのライブ。しかも地元に近いアミュー立川でのライブだった。
たまたま上京時とライブのタイミングが重なり、実家の近くというのでマネージャーのH氏に連絡して急遽観に行くことにしたのだ。

空港から一度実家に行き、チャリで会場に向かった。心地よい風に吹かれて15分、会場に着くと、すでに人でいっぱいだった。

今回のDo Asのツアーの東京公演はNHKホールを除けばここ立川ライブだけ。すでにソールアウトのNHKのチケットが手に入らなかった人がこの公演に流れてきたのかもしれない。

アミュー立川にライブを観に来たのは何年ぶりになるんだろう。まだ立川市民会館と呼ばれていた時代。最後に観たのは尾崎 豊。しかも彼が日比谷野音でPAからジャンプして足を骨折したツアーの時だったから、いつ以来かは推して知るべし!?

いやー、久しぶりに入った会場に、変わってないなぁーというのが最初の印象だった。

そしてライブはいうと、ツアー3本目ということで、まだ修正や確認しながらやっている感じはぬぐえないけど、幅をもたせた選曲で、新旧のファンも満足できる内容だったと思う。
6/16にリリースされるニューシングル『∞2』からの新曲も2曲披露していた。なかでも伴ちゃんの意向で急遽ツアーメニューに組み込んだという「HARUKA」は胸をうつ曲だった。

なにより伴ちゃんがライブをココロから楽しんでいる姿に、観客も途中から気持ちが溶けて、中盤以降はステージと客席が一体化していた。亮くんも、「今日は、お客さんたちと自分たちの気持ちの波が一緒だった」と言っていたしね。

ただ伴ちゃんが前半から、まったくセーブしてない全力のボーカルに、ノドは大丈夫なのか、最後までもつのかな、とちょっと心配だった(笑)。結局、そんな心配はまったく無用だったけれど。

ライブ終了後に楽屋で会った伴ちゃんは、「明後日から地方です。楽しんできまーす」と笑顔で言っていた。アルバム曲や新曲がライブでさらに練られて、熟成した姿を、今度6/20のNHKホールで見せてもらおうと思っている。

会場に来ている人たちも、みんな幸せそうだった。
地元に来てくれて、Do Asに感謝です。

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by mahalohilo | 2010-05-14 15:53 | music | Trackback | Comments(2)  

the pillowsのツアーファイナル@東京JCBホール

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東京ドームを背にしたJCBホールの前には、人の列が長くのびていた。
開場が始まり、その列がゆっくりとホールの入口から中にすいこまれていく。
そこでは、ディズニーのキャラ、バスターがみんなと記念撮影をしている風景も。
凍えるような寒さも、ここだけはライブを待ち望むファンの熱気でほんのり暖かく感じてしまう。
2月21日、the pillowsの『OOPARTS TOUR』の最終日。チケットは完売。始まる前から、なにかすごいことが起こりそうな、うれしい予感。

会場は、ステージを両腕で抱きしめるようなカタチで、半円形に設けられた客席が三階まで。今日は1階フロアがオールスタンディング。ここだけでも1000人以上はいるだろう。2階と3階席も加えると、2000人近く入っているように見える。このすごい人の中にいると、小さなライブハウスで、間近で観れた沖縄公演はあらためてラッキーだったんだなと思う。

c0193396_12334762.jpg1曲目は、今日も「Dance with God」だった。相変わらず真鍋さんはクールに、さわおさんはワイルドに跳ねまわり、佐藤さんはタイトなドラミングを続ける。スタンディングフロアは速攻反応。エッジの効いたビートに、まるで波のようにうねりながら揺れている。
「ビスケットハンマー」「空中レジスター」「YOUR ORDER」と、たて続けにプレイした後で、ひと息。と思ったら、簡単なMCの後で「FOXES」が始まった。

「Rodeo star mate」では佐藤さんのミッキーのモノマネMCに会場の人たちも大笑い。沖縄公演でも着ていた、あのいかにもこれぞアロハ!(笑)というアロハシャツ(国際通りで買ったもの)でプレイ。続いての曲、個人的に大好きな「ターミナル・ヘヴィン・ロック」に興奮したなぁ。

MCでさわおさんは、今回のツアーでは久しぶりにメンバーみんなでカラオケに行ったと話す。ベースの鈴木さんがパフュームの「ポリリズム」を振りつきで歌ったのが意外と良くて、「今度おぼえよう」と言っていた真鍋さん。さわおさんは、「スタッフがどんどん曲を入れちゃうんだけど、それがピロウズの曲で。ライブが終わった後なのに、もうワンステージやるぐらいピロウズを歌った」と苦笑いする場面も。

また、佐藤さんの「さっき外にバスターがいたでしょ。あの中に入ってたのは、僕!」という話に、会場から一斉に「えぇ〜」。
実は、長野では鈴木さんが。名古屋では真鍋さんが。そして19日のZEPP TOKYOの時はさわおさんが中に入っていたのだとか。「頭はたいたり、パンチくらわせたやつ、おぼえてろよ。中から撮影してたからな(笑)」と佐藤さん。その映像は、この日撮影していたライブ映像の特典として発売されるらしい。

「音楽的にはこれからも満足いくまで追い求めていこうと思うけど、商業的にはもうこれぐらいで十分かな」とさわおさんは言う。商業ベースにのって、デカいセールスを上げることを目指すよりも、これ以上は望まない。身の丈にあった、自分たちのペースでイイ音楽を発表していきたいということだ。そのスタンスが実にカッコイイと思う。

MCでも言っていた身の丈にあった自分らしい人生をタイトルにした「LIFE SIZE LIFE」。英語詞によるアップビートなロックチューンに鳥肌がたった。
僕は最後までオトナのロッカーが見せるオトナのライブに魅せられていた。

それを直接伝えたくて楽屋に行った。
ゲストの控え室にはマスコミの関係者がたくさん集まっていた。昔からの知り合いのラジオパーソナリティの中村貴子嬢もいる。真鍋さん、佐藤さんがふらりとやってきて話していく。
最後に入ってきたさわおさんに、ライブで感じたことを話した。
さわおさんも「ホント、今日は気持ちよくできた」と満足そうだった。

楽屋前の廊下にJIROがいた。
「ひさしぶり」とおたがいの近況やら、「よかったよね」とひとしきりライブの感想を話しあった後で別れた。
それから僕は、貴子嬢と、新宿で飲んだ。GLAYの話や仕事の話、いろんな話をした。11時を過ぎた頃に、これからピロウズ恒例の“朝まで打ち上げ”に行くという貴子嬢を送り出した。楽しい時間だった。

その翌日、JIROからこんなメールがきた。
「あの後、打ち上げに行ったら貴子さんに会いました。伊藤さんと飲んでたと聞き、今度はボクも御一緒したいです!」

うれしい心づかいだ。JIROは、やっぱりJIROだなぁ。ありがとう。
ぜひ、次は一緒に飲もうね。

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by mahalohilo | 2010-02-23 16:03 | music | Trackback | Comments(4)  

スタレビ、高橋 優、相川七瀬、the pillows…ライブ三昧の東京days

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東京に来ています。
2月の沖縄も寒かったけど、東京はハンパなく寒いです。
明後日は雪の予報も出ているしね。
東京で雪が降った日は今月5日もあるみたいだから、今年は例年になく寒いんだろうね。
そんな中、毎日のようにライブ会場に足を運んでいる。
一昨日はスターダストレビュー@神奈川県民ホール。
馬場君も出演していた昨年の『風に吹かれて』@大阪万博公園、で十何年ぶりに再会。ライブに誘ってもらい、今回観に行くことができた。
継続は力なり。30年続けていると、歌にも、話す言葉にも説得力あるな。
「大変なこともたくさんあるけど、あきらめずに一つずつ乗り越えていけばいい」
要さんがアンコールの最後に話していた言葉に力をもらった。
ガンバリすぎずに、自分の歩幅で歩いていけばいいんだなって思った。
楽屋に行くと、3時間以上のライブ後なのに、要さんはもうワンステージできそうなぐらいゲンキだった。本当にライブが好きな人なんだな。好きなことをやっている人はイイ顔をしている。
                 ▼photo by Kassai(http://www.3podws.net)
c0193396_14503833.jpg昨日は、まだデビューしていないシンガーソングライター「高橋 優」クンのライブ@渋谷O-Crestを観た。イベントの中の30分ほど、たった5曲のステージだったが、夢中で聴いている自分に後で気づいた。
アコギを胸に抱えるように持って、ガチャガチャとかき鳴らしながら歌う。
マイクにかじりつきそうな勢いだ。
「こどものうた」はヤバイくらいの直球さで。
「16歳」はオトナへの不信感と自分の在り方を模索する詞とメロの良さで。
「友へ」は不器用だけどまっすぐに生きようとする若者らしさで。
そんな歌詞を噛み付くように吐き出す歌が印象的だった。

久々に個性が尖ったヤツが出てきたな。なんかホネがありそうだな、と思った。
去年の夏にインディーズからミニアルバム『僕らの平成ロックンロール』が出ている。
すでに楽曲のストックも100曲以上あるけど、どんどん新しい曲が生まれ続けていると、高橋クンは言っていた。楽しみなアーティストである。

ちなみに『僕らの〜』のサウンドプロデュースを手がけているのは、元SMILEの浅田信一クン。昨日のライブでもギターを弾いていた。
SMILEはデビュー前から観ていて、デビュー後もずっと取材をしていた僕のイチおしだったバンド。
ホント、久しぶりの再会。ライブ終演後、いろんな話ができてうれしかったな。3月のSMILEの結成15周年ライブに誘ってくれてありがとう。絶対行くよ。

今夜は、相川七瀬のデビュー15周年のライブに行ってきます。
そして21日は、the pillowsのライブと、ライブ三昧の東京daysだ!

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by mahalohilo | 2010-02-16 12:55 | music | Trackback | Comments(0)  

the pillowsの沖縄ライブ@桜坂セントラル

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the pillowsの沖縄公演@桜坂セントラル(那覇)を観に行った。
もう、サイコーだった。こんなに我を忘れて楽しんだライブはほんとに久しぶりだった。
場所は100人も入ればいっぱいになる小さなライブハウス。
オールスタンディングのフロアのまんなかに陣取って、ライブが始まるのを待った。
十代から、かなりオトナの人もいる。僕の前には二十代のカップル。隣りは4人で来ている外人さんたち。どうやら沖縄に暮らす基地関係者(軍人)の息子&娘たちが友達同士で来ているのか。みんな生ビールを手にわくわく顔で待っている。でも車で行ったので僕はソフトドリンクで我慢だぁ(苦)。

しばらくすると突然場内が暗転して、“彼ら”はゆっくりと小さなステージに現れた。
待ってました!とばかりに歓声がわき起こる。
そして、いきなり演奏が始まった。
つんのめりそうな疾走感と、マイクに噛み付きそうな山中の歌がそこにいる人たちのココロを瞬時に鷲掴みにする。みんないっせいに激しいビートに身体が反応する。
隣りの外人さんたちも、身体を揺らせながら、時折ウデを突き出して、「さわおー!」。かなりヘヴィなpillowsファンのようだ。

pillowsの沖縄公演は5年ぶり。その前の年にイベントで来沖したが、激しい台風に会い、那覇空港に数時間いた後、とんぼ返りしたと、MCで山中さんは話していた。確かにその年の台風はハンパなかった。なにしろ、彼らがとんぼ返りした年に僕らは沖縄に移住したから、その時のことははっきり記憶に刻まれている。

また別のMCでは、THE PREDATORSで来沖した時のことも山中さんは話していた。
「あの時はJIRO君と一緒に美ら海水族館でデートしたんだ(笑)。楽しかったなぁ」のMCに会場は爆笑だ。

そのイベント@宜野湾市海浜公園野外劇場は僕も見に行っていた。20分ほどのステージだったが、会場が一体となって盛り上がったことを思いだす。
ライブ後に会場横の広場に設置された楽屋のテントにJIROを尋ねると、すぐに山中さんを紹介してくれた。あのJIROらしいていねいさで。
隣りのテーブルにはPUFFYと、オフをかねて沖縄に来たというTERUがいた。TERUも、PUFFYに「いつもお世話になってるイトウさんだよ」と言って紹介してくれる。オフで来ているのに、そんなに気をつかわなくてイイよ、と僕は言ったのだった。

ライブは続く。たて続けに歌われる。新曲「Rodeo star mate」では、pillowsが主題歌を歌うTVディズニーアニメ『スティッチ!いたずらエイリアンの大冒険』に登場する本人似のキャラに合わせて、佐藤は那覇の国際通りで買ってきたという派手なアロハを来てプレイするサービスもあった。

まだツアー中なので詳細は書かないが、2曲のダブルアンコールまで、『OOPARTS』の曲を中心に最後まで痛快な演奏と歌を聴かせてくれた。ほんとにカッコいいライブだった。

結成21年目に突入したthe pillows。
2/21のツアーファイナル@東京JCBホールも、絶対に行こう!と思った。

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by mahalohilo | 2010-02-02 21:05 | music | Trackback | Comments(4)  

樋口了一さんと倉木麻衣ちゃんのインタビュー後に沖縄に帰ってきました

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デビュー10周年の記念イヤーを超えて11年目に入った倉木麻衣ちゃん(@CDでーた)と、日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した、あの「手紙〜親愛なる子供たちへ〜」の樋口了一さんのインタビュー(@TSUTAYA VA)を終えて、バタバタと先週末に沖縄に帰ってきた。前日まで快晴のポカポカ陽気だったらしいが、僕が戻ってからはずっと曇り。晴れ男のはずなのに…。

c0193396_18294368.jpg思い返せば樋口さんには、ずいぶん前に一度取材をしたことがある。記憶の片隅に微かに当時のことが引っかかっている程度だったが、お会いした瞬間に柔らかな笑顔で話す雰囲気で思いだした。彼がデビューした翌年、セカンドアルバム『Easy Listening』の取材だったと思う。あれから15年、「おたがいにずいぶん見た目も変わったハズだよね」と笑い合った。長いこと「音楽ものかき」を続けていると、一度は接点がなくなっておたがいに離れた道も、またこうやって交わることもあるのだなと思った。15年ぶりのうれしい再会だった。


倉木麻衣ちゃんも、もうずいぶん長くインタビューを続けている。
前にも一度このブログに取材時のエピソードを書いたことがあるが、彼女は初めて会った時からまったく変わらない素直な女の子だ。失礼、女性だね。十代から知っていると、ついつい…。             
昨年末の〈Live Tour 2009“BEST”〉のファイナル@東京国際フォーラム・ホールAは“今年はこれまでにない見せ方をしたい”と話していたように始まりからセクシーなボーカルとダンスで大人の女性の魅力を放っていた。特に「mi corazon」は6年前のCD発表時とは比べようもないほど大人の色香と自信が漂っていた。

時を重ねることでさらに成長する曲があるなら、この曲や「Time after time」はそのいい例だろう。見える景色は同じでも心の持ち方次第でこうも曲の見え方が違うものかと思う。
懐かしい曲も新しい曲もバランスよく盛り込んだ選曲。そして5回の衣装チェンジ。聴かせることはもちろん見せる要素もおおいに織り込んだエンタテインメントショー。まさに10年間の彼女の軌跡と成長を見せる〈BEST〉ツアーのファイナルにふさわしいライブだった。


樋口了一さんは、2/17に14年ぶりのニューアルバム『よろこびのうた』をリリースする。
そして麻衣ちゃんは、まだ詳しくは発表できないが、3/3にニューシングルのリリースがある。
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by mahalohilo | 2010-01-25 18:27 | music | Trackback | Comments(2)