<   2009年 09月 ( 6 )   > この月の画像一覧

 

「マリン」が天国に旅立った日…

c0193396_14282691.jpg

9月29日。それは、4年前に先代ゴールデン娘「マリン」が天国に旅立った日。
海好きな僕らの想いから名づけられたマリン。
東京から一緒に沖縄に移住してきた時、マリンは11歳。高齢犬だった。
沖縄に連れて行きたいと話した時、獣医は飛行機が耐えられるかどうか保証できないと言った。
それでも沖縄のきれいな海で泳がせたい、という親の身勝手さで連れてきてしまった。

無事に移住も終わり、マリンとはどこに行くにもいつも一緒だったな。
読谷村や恩納村や南部の自然ビーチ、座喜味城や海中道路や本部町の桜まつり…。
車の後部座席は、マリン専用だった。

東京にいる頃からマリンには悪性腫瘍があり、沖縄に来て半年ほどで大きな手術をした後は、抗がん剤治療を続けていた。抗がん剤の後遺症でつらそうだったけど、海に行こう!と誘うと、いつもシッポを大きく振ってついて来たっけ。
「マリン」という名前のように、ホントに海が大好きな犬だった。

マリンと最後に行った海は、読谷村の自然ビーチだった。
仕事も一段落したし、急に海にでも行こうと思ったのだ。この頃のマリンは、後ろ足も引きずるようになっていて、満足に歩けない状態だった。でも僕の言った「海」という言葉に反応して、シッポを振る。
「マリン、一緒に行きたいのか? 大丈夫なのか?」と言うと、さらに大きくシッポを振り続けた。
「わかったよ、じゃぁ一緒に行こうな」
その言葉に、一瞬うれしそうな表情をしたように見えた。
ビーチに着いても、自分だけでは車から下りることも、歩くこともできない。妻がマリンを抱えて、潮の引いた海に入っていく。
「マリン、気持ちいい?」と妻が言う。僕は、うれしそうに海に浸かるマリンをビデオに収めていた。それが、海が大好きだったマリンの最後の海になった。
c0193396_14284829.jpg


翌朝マリンは僕らの寝室で倒れ、そのまま起き上がれなくなった。「マリン、マリン!」と名前を呼ぶと、シッポをぱたぱたとさせる健気な姿に涙が溢れ出た。
すぐに行きつけの動物病院に行くと、先生は「あと二、三日が峠かもしれない」という。悪性腫瘍が肺に転移していることは知っていたし、この日が来ることを二人とも覚悟はしていた。でも、あと二、三日とはあまりに早すぎる。つらかった。しかも妻は翌日から甥の結婚式をかねて、しばらく東京に行くことになっていた。「マリンは大丈夫だよ、待っていてくれるよ」と心配顔の妻に言った言葉は、そのまま自分に向けての言葉だった。
「マリンは大丈夫! きっと大丈夫さ!」
翌朝東京に向かった妻は、結局結婚式の後、当日の夜にとんぼ返りで沖縄に戻ってきた。一晩病院で手当をしてもらっていた。病院の方が安心なことはわかっているが、やはり最後は自宅にいさせてやりたかった。先生も、そうしてあげてください、と言ってくれた。
マリンは家に戻ってきた。寝室のいつもの場所に横たわっている。ただいつもと違うのは酸素吸入をしていること…。

c0193396_14301512.jpg

それから2日後の9月29日、マリンは眠るように、静かに天国へ旅立っていった。
享年12歳4ヶ月。
去年の命日には、マリンが大好きだった海に骨を還してあげた。きっとマリンは、沖縄のきれいな海の中でよろこんでくれているんじゃないかな。
マリンと一緒に過ごした日々は、決して忘れないよ。僕らの所に来てくれて、僕らと一緒に暮らしてくれて、楽しい時間を、本当にありがとう。これからは妹分のファルを、マリンと行けなかった所に連れていくね。お父さんとお母さん、それにやんちゃなファルを天国から見守っていてよ。


        ▼9/29@マリンが初めて沖縄の海に入った場所で泳ぐファル
c0193396_14281439.jpg

[PR]

by mahalohilo | 2009-09-30 14:42 | 沖縄 | Trackback | Comments(6)  

HYストリートの余韻を味わいに、再び美浜へ…

c0193396_16552471.jpg
     ▲9/27 2:46pm

9年前、デビューアルバム『Departure』を発売した記念日の9月22日に、HYが北谷・美浜のカーニバルパークでストリートライブを行ってから5日が経った。
公式発表2万人という信じられない数の人たちが集まったあの日の興奮が、いまだに身体の内部で微熱のように続いている。

c0193396_16581858.jpgストリートとはいえ、1時間半におよぶ、まるでコンサートのようなライブだった。
「隆福丸」から始まり、「HY♡SUMMER」や「ポーカーフェイス」、「366日」や「散歩に行こう」といった以前のアルバムからの曲にはさむように選曲された新曲は、どれも今のHYのポジティブな姿勢を映したようにストレートでポップな作品だった。

「少年」「告白」「時をこえ」、そして結成10年を迎えたHYが、〈自分を信じて、自分自身のレールをひいていけ!〉という今の想いを楽曲におとし込んだ「レール」。
毎回新作のリリースのたびに、その時点での最高傑作と唱えてきたHYだが、これら4曲の新曲を聴きながら、確かにそうかもしれない、と思った。

c0193396_17183895.jpgあの日のストリートの感動をもう一度感じたくて、さっき美浜に行ってみた。
シルバーウィークも終わって、観光客もまばらな美浜は、乗る人のほとんどいない観覧車が、さみしそうにゆっくりゆっくりと回っていた。
今思い返してみても、すごく貴重なストリートライブに立ち会えたんだな、と思う。
HYのニューアルバムのリリースが楽しみである。




     ▼昨朝、西の空にきれいな虹がかかった!
c0193396_16564497.jpg

[PR]

by mahalohilo | 2009-09-27 17:09 | HY | Trackback | Comments(0)  

結成10周年。HYストリートライブ@北谷町美浜

c0193396_11274837.jpg

9月22日、火曜日、午後4時。沖縄県中頭郡北谷町美浜。
若者が集うこの街の中心、観覧車下のカーニバルパーク周辺は大勢の人たちで埋まっていた。
県内外から集まったその数は、5000人を上回っていたと思う。
そして、この群衆の中心にいたのは、HYだった。
彼らの原点の地、カーニバルパークでの久しぶりのストリートライブ。
メンバーが仮説ステージに現れた瞬間、HYのストリートを渇望していた人たちの歓声が響き渡った。
HIDEも、SHUNも、悠平も、信介も、IZUも、そして会場にいた誰もがうれしそうな笑顔だった。

それまで雲で覆われていた空が青空に変わり、ライブは始まった。
相変わらず沖縄の陽射しは強いが、時折吹く風が爽やかで心地よかった。

c0193396_11285787.jpg

この日、スペシャルだったのは、未発表の新曲を4曲も披露してくれたことだ。
すでにレコーディングが終わっているというニューアルバムから、集まってくれた人たちのために、いちはやく披露した新曲だ。

なかでも「時をこえ」という新曲には、ココロを打たれた。
おじぃやおばぁから聞いた沖縄戦での苦しい時代の話に基づいた歌だった。

HIDEの三線、エイサー隊の太鼓、そしてアメリカ人の黒人コーラス隊。
沖縄戦ではウチナーンチュもアメリカ兵も共に被害者という曾父母の言葉から、1曲の中で沖縄とアメリカが手を繋げればいい。
そんなHYの想いが、エイサー隊とアメリカ人コーラス隊を交えた歌になったのだと、HIDEは話していた。

c0193396_1128810.jpg教科書で伝えない事実を、こうやって歌にして届けることは、とても意義がある。

おじぃやおばぁが経験したつらい過去の記憶と真実を、HYが歌を通して、子供の世代に手渡していく。
とても大事なことだと思う。


来年ニューアルバムをリリースした後、HYは3月から150本を超える全国ライブハウスツアーに出る。
「時をこえ」は、きっとこのステージで披露されるはずだ。

結成10周年のHYは、原点の場所でのストリートライブから始まった…。

(PS)打ち上げも楽しかったね!

c0193396_11291677.jpg

[PR]

by mahalohilo | 2009-09-23 11:36 | HY | Trackback | Comments(0)  

雨と風に吹かれて2009。たくさんのうれしい再会でビールがうまい!

c0193396_18531461.jpg

只今、上京中。
東京は涼しくなりました。
今、窓の外では虫の音がチリチリと涼し気な声で鳴いています。もう秋の気配ですなぁ。
そんなことを思っていたら、沖縄から写メが送られてきた。
な、なんと、そこにはファル娘が近くの公園の湧き水で水浴びしている姿が…。
南の島は、やっぱりまだまだ夏だねぇ。

c0193396_18524686.jpg昨日、出張先の大阪から戻ってきた。
馬場俊英君の取材だった。
12日にはライブイベント『風に吹かれて2009』@万博記念公園も観ることができた。

当日はあいにくの雨だったけれど、たくさんの人が集まっていた。
カッパを着て長い時間雨にうたれているお客さんたち。でもみんな途中で帰ることなく、最後までライブを楽しんでいる姿に感動。
小さな子供も、一所懸命、曲に合わせてちっちゃな手を叩いている。いい風景だなぁ、きっと家でも音楽がかかると、こうやって一緒に手を叩いて歓んでいるんだろうなぁ。素敵な家庭の様子が浮かんできて、なんだかうれしくなった。

c0193396_11163910.jpg楽屋では、前に何度も取材をしたことのあるアーティストたちやスタッフなど、懐かしい人たちにたくさん再会できた。

スタレビ要さん、Skoop On SomebodyのTAKEにKO-ICHIROさん、竹善さん、ご無沙汰でした! みんない〜いカンジに齢を重ねていて、齢をとるのもわるくないな。自分もガンバラねば!と思ったのだった。

それに今回の大阪では、インディーズ時代の馬場君の話も聞くことができた。
青木さん、ヒロ-Tさん、そして馬場バンドの渡辺さん、金森さん、お世話になりました。
貴重なお話、ありがとうございました。

たくさんの出逢いと再会があった3日間の大阪出張!
ライブ終了後の打ち上げパーティーも楽しかった〜〜。
c0193396_1902776.jpg

[PR]

by mahalohilo | 2009-09-14 19:06 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(2)  

やはり台風が発生したね、トンボ君!

c0193396_11303716.jpg

やはり発生しましたね、台風12号が。
この間ブログに書いたように、やたらと台風トンボが飛んでいたから、きっとそのうちに台風がくるなと思っていたけど。
地元で語り継がれていることって、ホントに当たるだよね。

まだ台風はフィリピン沖だけど、今日はその影響か、風が強い。
窓の外に立つヤシの木の葉がすれる音がざわざわと賑やかだ。

ときおり、急に空を真っ黒な雨雲が覆い、強烈なスコールがくる。
雨が強い陽射しで火照った路面を潤し、まるで打ち水をしたように気温が下がって過ごしやすくなる。

c0193396_1131572.jpg僕は、虹が好きだ。
日課にしている朝の海泳ぎの時、二日連続で虹を見て幸せだった。
一昨日は、泳いでいる時に、ふと空を見上げたら大きな虹が架かっていた。
水平線から水平線までの半円形の虹だった。
自然が生みだす素晴らしい光景に、海の中で僕らはしばらく見とれていた。

そして昨日は、泳ぐ前の準備体操中にざーっと降ったスコールが上がった直後、
西の空に鮮やかな虹が架かった。
しかも二重に架かるダブルレインボーだった。

急に人が少なくなった静かなビーチで、大きな虹はいつまでも僕らを見守るように七色の橋で空を彩っていた。

幸せを呼ぶダブルレインボー。またその美しい姿を見せてね!


これは1年ほど前に見た珍しい虹!?(両端が普通とは逆に空に向かっている!@県総)
    ☟ ☟ ☟
c0193396_11312284.jpg

[PR]

by mahalohilo | 2009-09-04 11:38 | 沖縄 | Trackback | Comments(0)  

空に架かる虹と、台風トンボ。今朝の沖縄の風景…

c0193396_119475.jpg

9月になりました。
旧暦の沖縄では、昨日がお盆の初日のウンケー、明日が送りのウークイ。
そして今日が中日のナカヌヒーです。
数日前からスーパーではお盆の準備のための料理素材やオードブル(料理の詰め合わせ)が並び、店内は大混雑。
なかでも送りの日に、ご先祖に持たせる果物(青バナナやパイナップル)などが店頭の一番メインの場所に置かれていたりしてます。
青バナナやパイナップルを持たせるあたりが、さすが南の島。地域色が出ています。

c0193396_1191219.jpgこのところ朝晩、少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。
新しい月に入った途端、急に観光客の姿も減って毎朝泳ぎに行く近くのビーチはさみしそうです。
海水も冷たく感じます。

今朝のビーチも閑散としていて、泳いでいる人もほとんどいません。
ビーチ管理事務所のMさんによると、ビーチパーティの予約も急に減ったとのこと。
それに明日まではお盆だし、ビーパーやってるどころではないか!?

c0193396_11353268.jpg今日は泳いでいる時に、虹がでました。
3日前にでた、水平線から立ち上る半円形の虹とまではいかなかったけど、それでも十分にココロ満たされる光景でした。
海面にぷかぷかと浮かびながら、空に架かる虹を眺めるのは最高の気分だった。

☜☜以前、家の窓から見えた虹


海からあがり、歩いていると、たくさんのトンボが飛び交っている。
台風トンボである。
昨日までは見なかったトンボが、今日になって急にあらわれた。
ということは…台風もしくは熱帯低気圧が発生したのか!?
これまでの経験からも、急にトンボが姿を見せてから数日後に台風がやってきている。
これは事実。これからはちゃんと台風情報をチェックしないと!

c0193396_1172760.jpg

[PR]

by mahalohilo | 2009-09-02 11:14 | 沖縄 | Trackback | Comments(0)