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ポッカポカ陽気に多摩川散策ウォーキングを楽しむ

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今日の東京はポカポカの春陽気だ。
つい数日前に雪が降ったとは思えない、あたたかい日になった。

午前中にひと仕事。雪の日の前日に東京でインタビューした石井竜也さん(米米CLUB)の原稿(@PATi-PATi)を書き上げて、東京に来てる時の日課にしている多摩川ウォーキングに行ってきた。

c0193396_14514826.jpgc0193396_14534912.jpg射るような沖縄の太陽光とは違って、陽射しがやわらかい。吹く風もやさしい。
川沿いの緑の広場は、一面に咲くタンポポの黄とイヌフグリの薄紫がきれいだ。

見慣れない鳥が、エサをついばんでいる。のどかな昼下がり。
一昨年、ファル娘を東京に連れてきた時、ここを一緒に散歩したな。
まだ二歳になるかならないかの頃。飛行機酔いしたファルは、よほど懲りたのか、沖縄行きの飛行機に乗りたがらなかったっけ。

c0193396_14541687.jpgc0193396_14545589.jpgゆっくりと多摩川散策。うっすらと汗がにじむ程度の心地よい日だ。


今日の散歩のBGMは、スガシカオの新譜『FUNKASTiC』(5/12発売)。
スガファンクに思わず足取りも軽くなる。

「91時91分」の時刻表示のマジックにうなずき、「兆し」の〈死にたくても死にきれない君と 生きたくても生ききれない僕〉という歌詞のインパクトに納得し、「トマトとウソと戦闘機」に共感し、「雨あがりの朝に」に胸がギュっとなった。
スガの最高傑作といってもいい素晴らしいアルバムである。


軽い足取りのまま、さぁ戻って、ちょっと遅めの昼食にでもするかな。

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by mahalohilo | 2010-04-19 15:08 | その他 | Trackback | Comments(6)  

オキナワンロックの熟達たちの音に酔いしれた夜

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身体中の毛穴がぱっくりと開きっぱなしだった。
沖縄のロックシーンを切り拓いた熟達たちが奏でる爆音に僕は高ぶっていた。

沖縄国際アジア音楽祭の最終日。『オキナワンロックの軌跡〜未来へのメッセージ〜』。オキナワンロックの発祥の地ともいえるコザの中心にあるミュージックタウン音市場には県内外からロック好きが集まっていた。
年齢層はかなり高め。沖縄のロックの歴史をリアルタイムで体感してきたおじさんやおばさんたちだ。

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オープニングは、ケンイチ率いるバンド。
「移民の歌」や「ロックンロール」など、レッド・ツェッペリンのヒット曲をたて続けに歌いきる。日本人ばなれした声量とパワフルなシャウトにやられた。

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なんといってもこの夜、圧倒的な存在感をしめしていたのは、あの快人だった。
元コンディション・グリーンのボーカルのかっちゃんだ。
怪しげな音楽とともに会場後方のドアから現れる。
シルクハットにモーニングというダンディな出で立ちだが、片手にムチを持ち、客席の間をゆっくりとねり歩く姿からはやはり伝説の快人オーラが放たれる。
独特のパフォーマンスに大歓声がわき上がる。
日本人はもちろん、外人のオーディエンスにも大ウケだった。
ステージにはギタリストのシンキさんがいる。コンディション・グリーンのオリジナルメンバーが約30年ぶりに同じステージに立った。感慨深いシーンだった。

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そしてトリをつとめたのは、紫だ。

ヘヴィな音が会場のファンを瞬時につかむ。感情の高ぶりを抑えきれずに、ステージサイドに走り出す女性たち。時に激しく、時に華麗で優雅に、これぞオトナのロック!だ。

c0193396_16262759.jpg僕のルーツミュージック。
そして伝説のオキナワンロックの重鎮たちのライブをナマで観ることができて感激した。
ライブ終了後、開ききった毛穴から発汗した水分を補給するためにノドをうるおしたビールがうまかったことは言うまでもない。
オキナワンロック、サイコー!

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all photos by Hironobu Ito@mahalohilo
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by mahalohilo | 2010-04-16 16:40 | 沖縄 | Trackback | Comments(2)  

「待ち合わせ」。胸の深いところにいる大切な君へ

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初夏の穏やかな風が吹きながれるように、その歌は始まった。

〈もしも君に逢えるのなら まず初めにどんな話
  もしも君に逢えるなら まず初めにどこに行くだろう〉

今はもう隣りにいない君のことを、胸の深いところからそっと取り出して、少しの間だけ君の想い出と寄り添っていたいと思う。そんな歌だった。


c0193396_11474112.jpg大切に思っていた人の記憶を、あの頃は無理矢理でも時の流れに押し流そうとしていた。
大切に思っていたからこそ、もう逢えない心の痛みを少しでも早く忘れていまいたいと思ったから。

本当は胸の奥深いところに流れ着いていることを知りながら、それを見ないように、触れないようにしていた。

でも…ふとした瞬間に、時は逆流してくる。
いつも一緒に歩いた街の景色に触れた時。二人が好きだった映画の音楽を、街の中で偶然聴いた時。無性に君に逢いたくなってしまう。

驚いた時の大きな瞳、顔いっぱいに広がる笑顔、やわらかい唇、細い指先…胸の軋みが聞こえてきそうなくらい、たまらなく君に逢いたくなる。


〈もしも願いがひとつだけ叶い
  もう一度抱きしめられるならば
   この世界のどこへでも 僕は君に逢いに行くよ
    何度でも 何度でも……〉

ゆっくりと大切な記憶をたどるように、語りかけるように、優しく流れる旋律の中で歌い紡がれていく。

僕は、馬場俊英のこういう歌が好きだな。

「待ち合わせ」。6月2日、リリース。

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by mahalohilo | 2010-04-07 11:59 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(10)  

〈沖縄国際アジア音楽祭 musix2010〉──国際通りを回遊した日(3/27)

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街中から“音楽”があふれ出ていた。
バスが国際通りに近づいた途端、いたるところから聴こえてくる音楽で車内が満たされていく。
牧志公園やテンプス前から。むつみスポットや松尾ポケットパークから。そして久茂地スポットや県庁前の広場から、オールジャンルの音楽が、時にほんのりと、時に激しく流れてくる。
僕はのんびりとバスに揺られながら、その音楽を楽しんでいた。こんな日なら、慢性的な国際通りの渋滞も悪くないなと思いながら…。

〈沖縄国際アジア音楽祭 musix2010〉──県内外をはじめアジア諸国からアーティストを招いて開催された沖縄初のこの都市型音楽イベントを、今度はまたバスの中ではなく直に身体で感じたいと思い、僕は県庁前から逆に歩いて牧志方面へと音楽をたどってみることにした。

c0193396_18445987.jpg県庁前の広場では、2MCのバンド「カラフルトーンインク」(沖縄)がパワフルな歌を聴かせている。ステージ前の席には、ファンらしき女の子たちのほかに、おじぃやおばぁの姿も。それはスーパーの公開ライブや北谷カーニバルパークのストリートライブの時も、よく見かける光景だ。たとえ齢をとっても若者たちの音楽を楽しんで聴いている。

以前、Soul Campが母親への感謝の気持ちを歌った「BIG MAMA」の公開ライブをスーパーでやった時、まっさきにCD売場に並んだのは、おばぁだった。
「あんたら、いい歌うたうさー」と言いながら、大事そうにCDを手にする姿に感動した。沖縄には、ふつうに音楽を楽しむ環境ができているのだな。音楽がしっかりと根づいているんだなと思ったものだ。

c0193396_18452165.jpg松尾では、シンガーソングライター「桃子」(沖縄)がアコースティックギターで弾き語りをしている。彼女が歌うポップスやボサノヴァに立ち止まって聴き入る人も多かった。

c0193396_1846045.jpgc0193396_18461883.jpgその後は桜坂劇場で「タテタカコ」(長野)、「amin」(中国)、さらに桜坂セントラルで、「All Japan Goith」と「FUZZY Quartet Row」(沖縄)、てんぷす広場の「うぃずあす」(沖縄)などを見てまわった。みんな一度はインタビューをしたことがあるアーティストばかり。どこもたくさんの人たちが“音楽”を楽しんでいる。ここでも年齢はさまざまだ。

もう一度、県民広場に戻る時間になっていた。「ジャスティン・カーター」(オーストラリア)を観たいと思ったからだ。
会場に着くと、すでにライブは終わりに近かった。彼の奏でるアコースティックな音色と爽やかな歌を聴きながら、いつしかオーストラリアの海の景色を思い浮かべていた。それはシドニーやグレートバリアリーフではない、長い白砂のビーチの向こうに広がる穏やかなパースの海が、僕の心を占めていたのだった。
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アウトドアステージとライブハウスを回遊しながら、自分が観たいと思ったアーティストを観て歩く楽しみが「musix」にはあった。伝統民謡からロックまで、老若男女を問わず音楽と自然に付き合う沖縄。この音楽の島だからこそ意味のあるイベントだと思った。

さぁ、そろそろ時間だ。牧志公園に「Shaolong To The Sky」を観に行くことにしよう…。
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by mahalohilo | 2010-04-05 18:58 | 沖縄 | Trackback | Comments(3)