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かりゆし58@マハロな音楽 4/25掲載

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まだまだ上京中です。

今日の東京は暖かい初夏のような1日でした。
気温は22℃、少し風が強いけれど、過ごしやすかった。
朝食後には上京中日課にしている多摩川ウォーキングに行ってきた。
新緑の木々、河原はタンポポの黄やイヌフグリの紫が緑の中に点在していて、とても癒された。


東京デイズはあと4日。
その間にDJ SASAのインタビューと東方神起のライブ取材@WHAT's IN?、Sing Like TalkingとKOKIAのコンサートに行こうと思っている。


☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

今週も週刊レキオ、マハロな音楽を転載します。
今回登場してくれたのは「かりゆし58」。
ボーカル真悟に第一子が生まれた2日後のインタビューだった。



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マハロな音楽

※マハロとは、ハワイ語で“感謝”“ありがとう”を意味する言葉


かりゆし58

取材・文/マハロヒロ


まだ君に見せたい続きがある


〈profile〉
 前川真悟(Vo.&Ba./八重瀬町出身)、新屋行裕(G./糸満市出身)、中村洋貴(Ds./糸満市出身)、宮平直樹(G.&Ba./糸満市出身)の4人組バンド。2005年に沖縄で結成。06年2月にミニAL『恋人よ』でCDデビュー。同年7月に発表した、母への感謝の気持ちを歌った「アンマー」が共感を呼び日本有線大賞新人賞を受賞。沖縄音階にロック、レゲエをチャンプルーしたサウンドと飾らない言葉でメッセージを発信し、世代を超えて人気を得ている。


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 沖縄で生まれ育った友達同士が、同じ夢をみて始まった「かりゆし58」。
デビューして7年、「アンマー」や「ウクイウタ」「まっとーばー」などの曲が世代を超えた人たちの心に響き、多くの共感を得てきた。
 しかし曲作りを手がける前川真悟は、「ベスト盤が出てからの2年は、この先何を歌えばいいんだろうと考えては悶々としていた」と話す。

 「中学生の頃のように感動できてない自分を感じて。それが歳をとってくことなんだけど、恐かった。感動を見いだす、心の中の敏感さをもち続ける、そのためにはどうすればいいのか。そんなことばかり考えてた」

 そんな中で、「この際自分に言いたいことを言っておこうと思って作った」という最新シングルが「青春よ 聴こえてるか」だ。
ここでは、たとえ夢を見失ったり、夢に敗れたとしても自分を信じて…〈まだ君に見せたい続きがある〉と歌う。自分の中の『青春』に語りかける応援歌だ。

 「いくつになっても何回でも勝負できるよ!と言いたかった。自分が枯れていく恐さを知って、この言葉がどんなに大事かを今一度自分に言い聞かせようと思った。今までは少しでも聴く人の救いになるものがあればいいなと思いながら作ってたけど、こんなに自分自身へ向けて喝を入れるように作った曲は初めてですね」

 このインタビューの2日前、真悟に第一子の長男が生まれた。
「今までいじったことのない心の部分から言葉にできない感情が湧いてる」と話す彼に、「今なら青春になんて言いたい?」と最後に尋ねてみた。

 「青春というヤツがいて、それが中学生の俺だとしても、ぜんぜんオマエがうらやましくないと言えるし、これからの俺はハンパねぇーよと言いたいですね(笑)」

 父親になり、新たな意識の芽生えを感じるこの頼もしい言葉に、かりゆし58の未来が見える。



c0193396_16164612.jpg『青春よ 聴こえてるか』
かりゆし58
①青春よ 聴こえてるか
②ゆくれベイベー
③青春よ 聴こえてるか(カラオケ)
④ゆくれベイベー(カラオケ)
(LD&K 5/8発売)

オフィシャルHP
http://kariyushi58.com/
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by mahalohilo | 2013-04-26 16:21 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)  

馬場俊英くんのインタビュー、スタレビのライブで“彼”に再会!

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只今上京中です。
着いた日(4/18)の東京は20℃を超える日で長袖TでOK。
と安心していたら、次の日から気温が急降下。なんと昨日は最高気温9℃でした。ぶるぶる。
こんなに寒暖の差が激しいと体調崩しちゃうよね。
昨日、スターダストレビューのコンサート@中野サンプラザホールに行ってきた。
ボーカルの要さんは、この温度差に数日前から体調を崩されたとかで、ノドの調子がつらそうだった。
咳がとまらず、薬でおさえながらライブの日を迎えたのだという。
この前日はライブDVDのシューティングもあったのだけれど、「お客さんの顔を見ると、調子が悪いことも忘れちゃって元気になるんだよね」と話していた。
昨夜も、ノドはつらそうだったけど、3時間、最後まで全力で歌う姿とファンを楽しませてくれる姿勢に脱帽ものだったな。

楽屋では、ホント久しぶりに「K」クンに会うことができた。
数年前にKクンも参加していたORANGE RANGE主催のカウントダウンイベント@沖縄こどもの国、の話で盛り上がった。あの日は、雨の降るめっちゃ寒い大晦日だったよね、とKクンもしっかり覚えていた。
5月29日には久しぶりのニューアルバム『641』(タイトルは、兵役についていた日数)をリリースする。復帰後初のこの作品は、くじけそうになった時もあったけど、自分を知るための大事な日々だったことを記した表題曲ほか全6曲を収めたミニアルバムだ。
641日の間にはいろんなことがあったんだろう。彼にとってこの641日で経験したことは、きっとこれから歩んでいく人生の旅の大きな宝になるはず。この新作の歌を聴きながらそう思った。
Kクンから、「11月には沖縄でライブもやるので、ぜひ観に来てくださいね」と誘われた。久しぶりの沖縄でのライブ、彼自身とても楽しみにしているようだった。
僕も、その前に週刊レキオ「マハロの音楽」にも出てね、と言ったら、「ぜひぜひ出させてください!」とうれしい返事をもらった。
韓国での2年の兵役を無事に終えて、「これからは日本で活動します」と話すKクン。
次の再会を楽しみにいているよ。


その前日は馬場俊英クンのインタビュー@マハロな音楽。(5/9掲載予定)
現在、全国ツアー中にもかかわらず、時間をとってくれた馬場クンに感謝だね。
デビュー18年目に入った彼が、これまでの活動の集大成ともいえるベストアルバム『BABA TOSHIHIDE ALL TIME BEST 1996-2013〜ロードショーのあのメロディ〜』(5/15発売)についていろいろ話を訊いた。
映画のサウンドトラックのように日常に寄り添う歌を作り続けてきた馬場クンの全キャリアの中から、彼自身が選曲した全28曲が2枚のCDに収められたベストアルバムだ。
2枚のCDは、「THEATER 1:ROAD MOVIE」「THEATER 2:LOVE STORY」と名づけられ、それぞれ「人生の応援歌」的な曲と、ラブソングという括りでわけられている。
さらに馬場クンとコブクロ小渕クンによる「ババコブ」の「三つ葉のクローバー」が初めて作品化されて収録されているのもファンにはうれしいことだろう。

音楽とまっすぐに向き合いながら、山も谷も経験してきた馬場クンだからこそ、この17年の中から生まれてきた歌はリアリティがある。
「THEATER 2」の最初の4曲「ただ君を待つ」「一瞬のトワイライト」「三つ葉のクローバー」、そして「今日も君が好き」をはじめ、どれも胸にぐっとくる歌ばかり。
「THEATER 1」で生きる勇気をもらって、「THEATER 2」でほっこりとする。そんなベストアルバム、楽しみにしていてください。
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by mahalohilo | 2013-04-22 10:31 | 馬場俊英 | Trackback | Comments(4)  

なゆた@週刊レキオ(マハロな音楽)4/18掲載記事

今日の沖縄は花曇り。
湿度が高くて蒸し暑い日です。
これから午後1時の便で東京に向かいます。
今月は取材、ライブが盛りだくさん。
インタビューは、馬場俊英、川嶋あい、DJ SASA。
ライブは、スターダストレビュー、遊佐未森、高橋優、シングライクトーキング、多和田えみ&城南海、KOKIA、そして上間綾乃のリリースイベントライブを予定しています。
楽しみだな。

今週も週刊レキオ本日掲載分を転載します。
今回登場してもらったのは、なゆた。
ウクレレとギターを奏でながら歌うシンガーソングライターだ。
今日から北谷のアメリカンデポ2内のクロックス前で、5月17日まで毎日18時頃からストリートライブを行うという。とにかく彼女独特の淡くて爽やかな空気感をストリートで体感してほしいと思う。今年は、行動の年にしてほしい!と願っている。

別写真でお届けする。


☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆



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マハロな音楽

※マハロとは、ハワイ語で“感謝”“ありがとう”を意味する言葉
http://mahalo39.exblog.jp


なゆた

取材・文・撮影/マハロヒロ




今は心の空気を入れかえる時


〈profile〉
 神奈川県生まれの20歳のシンガーソングライター。インターナショナルスクール出身のバイリンガル。2009年、沖縄に移住。照屋林賢プロデュースのもと、2010年にアルバム『なゆたうたう』を発表。翌年「宇宙のレシピ」がNHKテレビドラマ10『四十九日のレシピ』主題歌に起用され、素直な歌詞とぬくもりのあるナチュラルな歌声で幅広い年齢層から支持されている。公式HPはhttp://www.rinken.gr.jp/entertainment/nayuta.html/


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 「今、すっごく変化してる時なんです、わたし」
 久しぶりに会ったなゆたは、いきなりこう話し始めた。湧きでる泉のように気持ちが先にあふれ出て、言葉があとを追う。

 「道ばたの花を見ても、今までは咲いてるなって通り過ぎてたけど、今は私のためにこの花は咲いてくれてるんだな。感謝してもっとちゃんと見てあげようって思うようになりました」

 もともとなゆたは感受性の強い女の子だ。眼や耳や皮膚で感じる些細なことを心で受けとめて歌が生まれてきた。空気、水、家族、土、花のかおり、風、月あかり、あらゆるものが心のフィルターに降り積もり言葉とメロディーが紡がれる。
そんな彼女が「今まで何気なく見てたものも、自分にとって大切なものだってあらためて感じるようになった」と変化を語る。

 「歌も変わってきてると思います。自然や身近なことがテーマなのは変わらないけど、今までとは違う視線で表現したり、今の自分の気持ちを深く見つめた歌が多くなってるかもしれない。少し大人っぽくもなってるかな」

 そう言って小さく微笑んだ彼女はできたばかりの新曲を聴かせてくれた。
初めてハワイ島を訪れた時、雨上がりに架かる虹に感動してできた曲だという。彼女の奏でるボサノバが沖縄の空へゆっくりと溶けていく。

 「この2年ぐらい、いろんなことがありました。でも思ったんですよね、いいことも、そうじゃないことも全部自分の責任だなって。自分が何をすればいいのか、何をしなければいけないのか、少しずつだけどわかってきました。今自分がやることはいい曲を書くこと。自分が納得できるいい曲を作って、それをみんなに届けることだなって」

 「宇宙のレシピ」という歌にこんな歌詞がある。
〈窓を開けて空気を入れかえる そんなふうに心を入れかえる〉
 なゆたにとって今は、窓をいっぱいに開けて、新鮮な空気で心を満たす時なのだろう。
 豊かな風が吹く日は、きっとやって来る。





c0193396_1024413.jpgc0193396_1029989.jpg『なゆたうたう』なゆた
①平野家そんぐ②みんなのメロディー③This is who I am④NYで入浴⑤かっとばしそんぐ 他9曲(発売:アジマァ)

●LIVE
①ストリートライブ 4/17〜5/17の毎日(雨天中止)。18時頃から、北谷デポアイランド(クロックス前)
②毎週金曜日「ZAN」(北谷町美浜8-11)にて、19時開場、20時と21時の2回公演。1,000円。
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by mahalohilo | 2013-04-18 10:29 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)  

具志堅ファミリー@週刊レキオ(マハロな音楽)4/11掲載号

沖縄はこのところしゃきっ!と晴れ間のでない日が続いている。
昨日はなんと北部で最低気温12.9℃と冬並みの日だった。
今日もけっこう涼しいな!

今週もレキオのマハロインタビューを転載します。

c0193396_1157115.jpg今週は、僕と同じ宜野湾市在住の親子ユニット「具志堅ファミリー」。
取材は3/29。沖縄国際映画祭でライブをやった直後に行った。
撮影は、トロピカルビーチの丘の上。ファル娘といつも散歩に行く、塔のモニュメントがある場所で撮影した。

記事のロングバージョンと別カットの写真でお届けしよう。

☜撮影はこの場所で。






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マハロな音楽

※マハロとは、ハワイ語で“感謝”“ありがとう”を意味する言葉
http://mahalo39.exblog.jp


具志堅ファミリー


取材・文・撮影/マハロヒロ



家族の絆やぬくもりを南風にのせて


〈profile〉
 ギタリストだった哲(父)のバンドにムツ子(母)がボーカルとして加わり活動。その後、結婚、子の誕生を機に家族で演奏活動を始める。2男、4女の家族8人。現在は「具志堅ファミリー」として父母と、三女シオン、四女ホサナの4人で活動中。昨年の沖縄国際映画祭「オープンマイクオーディション」で初代グランプリに輝き、今年1/23にSG「アコウテ」でCDデビューを果たす。オフィシャルHPは、http://www.gushiken-family.com


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 沖縄国際映画祭の「オープンマイクオーディション」で昨年グランプリを受賞したシオン、ホサナの具志堅姉妹。彼女たちが醸しだす南風のように暖かな空気感は、両親とともに活動する具志堅ファミリーでも変わることはない。

 父・哲と、母・ムツ子が長女を授かった時から「家族で音楽活動をしたいという夢を抱いていた」(哲)と話す。その後長女が生まれ、舞台に置かれたかごの中で眠る赤子と一緒に具志堅ファミリーは始まった。
 長女は今27歳。具志堅ファミリーの活動歴もまた現在27年目。

「長女は寝ているだけなのに注目度は一番でした(笑)。成長するにしたがって手拍子、おはやしになり、だんだんメインで歌うようになっていきました」(ムツ子)

 2人の息子と4人の娘は誰もがファミリーのメンバーとして舞台に立った経験をもつ。
現在は三女シオンと四女ホサナがメインボーカルで両親と具志堅ファミリーで活動する。

「お兄ちゃんは埼玉、一番上のお姉ちゃんは名古屋にいるので、そこに行った時は兄弟も加わって一緒に舞台を楽しんでます」(ホサナ)

 家族の絆やぬくもりを歌にのせて、聴く人のもとへ暖かい風を運んでくる具志堅ファミリーのデビューシングルが「アコウテ」だ。
デイゴ、サンダンカとともに沖縄の三大名花のひとつ大胡蝶(アコウテ)をタイトルにしたこの歌は、故郷を旅立つ女の子の思いを綴った曲。故郷を離れてわかる街の優しさについて歌われる。

「『自分らしく生きる』という歌詞があるんですけど、県外でひとり暮らしを始めた友達から、この歌を聴いて励まされてるといわれて、その言葉に私も励まされましたね」(シオン)

 夢を抱いて27年。今年CDデビューが実現した具志堅ファミリー。
「夢を持って、それに向かって努力し続ければいつか夢は叶うと信じてやり続けてよかったと思います」(哲)

 家族の絆から生まれる南風のような歌声は、今日も島に暖かく吹き流れている。


c0193396_1149133.jpg『アコウテ』具志堅ファミリー
①アコウテ
②ハナミズキ
③アコウテ(カラオケ)
④ハナミズキ(カラオケ)
(よしもとアールアンドシー)

●Live Information
恩納村「海物語」
毎週火・水・木 19時〜/20時
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by mahalohilo | 2013-04-11 11:52 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)  

Lacorde(ラコルド)@週刊レキオ(マハロな音楽)4/4掲載号

今日の沖縄は朝から雨と風。
今は風の勢いがさらに強まってきている。
どうやら全国的に台風なみの風が吹き荒れているようだ。
そんななか今朝妻は大阪で暮らすお姉さんの所に向かった。
晴れ女の妻は、いつも天候にはツイているな。
もう1日遅かったら大阪行きの飛行機は強風のため欠航になったかもしれないから。
今日からファル娘と2人!?です。


今週も週刊レキオ、マハロな音楽を転載したいと思う。
今週登場してくれたのは、「Lacorde(ラコルド)」。
唄三線とピアノのデュオだ。
大人なピアノのコード感と民謡とのコラボは、新しいアーバン民謡といった趣き。
お酒のお供にぴったりの音空間を演出してくれる音楽だ。

ここではロングバージョンの原稿と、写真の別カットでお届けする。


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マハロな音楽

※マハロとは、ハワイ語で“感謝”“ありがとう”を意味する言葉
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Lacorde

取材・文・撮影/マハロヒロ



三線とピアノが響き合い、紡ぐ縁


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 デビュー作『月ぬ美しゃ』から約2年半ぶりのニューアルバム『御縁 gwin』が本日リリースされた。
沖縄三線とピアノ。文化も時代も異なる楽器を、新潟と沖縄という生まれた土地も環境も違う2人が奏でた瞬間に生まれる特有の音空間がこの新作にも確かに存在する。

 「僕は譜面を書かないんですね。和音(コード)だけを決めて、川村の三線の音と唄を聞きながら感じたままに弾いている。だから演奏は毎回違いますね」と比嘉はいう。
ピアノの前で心を開いて無心で唄と向き合う中で自然と湧きでる感性の演奏。
新作1曲目、琉球古典「かぎやで風」で聴けるピアノのコード感覚に現代音楽の香りも感じとれる。

 「『かぎやで風』は編曲をしたというより、まさに下りてきた感じでした。宮廷の祝いの音楽だから、きっとこんな雰囲気で祝っていたんじゃないかなと思いながら、自分の内で聴こえていたコードで弾きました」(比嘉)

 ほかにもこの新作には八重山民謡や奄美民謡、ソウルフラワーユニオンの「満月の夕」のカバーも収録。この選曲について川村は、こう話す。

 「結婚式で歌うために編曲した曲や、戦争体験者の方の話を聞いて歌いたいと思った『屋嘉節』や『ひやみかち節』、震災の後で歌おうと思った『満月の夕』とか。前作が出てからいろいろな経験と出会いと御縁で演奏することになった曲を集めたアルバムです。その意味で『御縁』というタイトルにしました」

 民謡、クラシック、ジャズ、現代音楽。ジャンルの意識を超越して楽しめる音楽。それがLacordeなのだと思う。



c0193396_1872076.jpg『御縁 gwin』Lacorde
①かぎやで風
②肝がなさ節
③屋嘉節
④ひやみかち節
⑤小禄豊見城
⑥行きゅんにゃ加那
⑦安里屋ユンタ
⑧満月の夕
⑨唐船ドーイ
(発売元:キャンパス)





●『CD発売記念コンサート』
4/27(土)沖縄県立博物館・美術館 講堂
開場18:30/開演19:00
(問)キャンパス 098-932-3801
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by mahalohilo | 2013-04-06 18:08 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)  

髭@週刊レキオ(マハロな音楽)3/28掲載号

ハイサイ、みなさん。

家の近くの宜野湾市海浜公園エリアで行われていた「第五回沖縄国際映画祭」は、3/30にTHE BOOMを迎えたグランドフィナーレで幕を閉じました。
公開前の新作映画の上映や、よしもと芸人達のお笑いステージに連日大勢の人が集まった賑やかな1週間でした。
僕は「オープンマイクオーディション〜No.1うちな〜ミュージシャン決定戦〜」の審査員として参加しました。音楽が生活に根づいたウチナーンチュが楽しみながら音楽を奏でる姿を見て、あらためて音楽の楽しさや素晴らしさを実感したオーディションでした。

今週も僕が音楽ページをプロデュースしている「マハロな音楽」の最新号(3/28)を転載します。
今回登場してくれたのは、「髭(ひげ)」。
最近ずっとカーステでヘヴィローテーションだった髭のニューアルバム『クイーンズ、ダンケシェーン・パパ!』について、ヴォーカルの須藤寿さんに話を訊きました。

ここでは掲載原稿とは違うロングヴァーションでお届けします。


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時間の感覚がなくなるロックアルバム


〈profile〉
 インディーズデビューから10周年を迎えるロックバンド「髭」。メンバーは(写真左から)川崎“フィリポ”裕利(Dr,Per)、佐藤謙介(Dr)、會田“アイゴン”茂一(G)、宮川トモユキ(B)、斉藤祐樹(G)、須藤寿(Vo,G)、佐藤“コテイスイ”康一(Per,Dr)の7名。05年6月メジャーデビュー以降、サイケデリックでロマンチックな髭独自の音世界でファンを魅了している。5/11栃木より全国ツアーがスタート。詳しくはhttp://www.higerock.com/

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 アルバムを聴き終えた後で、なぜかまた1曲目から聴きたくなる。
聴くたびに新しい発見があるのが「髭」の音楽だ。
 最新アルバム『QUEENS,DANKE SCHON PAPA!(クイーンズ,ダンケシェーン パパ)』も何度も聴いてしまうクセになる作品だ。
そこにはほとんどの楽曲を手がけるボーカル須藤寿のこだわりもあるようだ。

 「僕はメジャー調の明るいメロディの中に隠れてる“泣き”を見つけるのが好きなんですね。逆にマイナー調でずっと進んでる曲でも、なんか楽しく聴こえてくるのも好きで。そういう表と裏が同時に感じられるものを常に見つけだそうとしてるんだと思う」

 例えば、と須藤はいう。
 「それはイギリスのコメディー『モンティ・パイソン』を初めて観た時の感じに似ていますね。おもしろさと同時に、そこに隠れた物悲しさみたいなものにね」

 この感覚は須藤の描く散文詩や叙情詩のような歌詞の世界にも通ずるものだ。

 「僕が思う僕のユーモアは必ず歌詞に入れたいと思ってる。たとえそれは誰もがおもしろいと思うものだったり、誰もがわかるツボじゃないかもしれないけど」

 ほとんどの収録曲は、制作期間終了が迫る昨年12月に書き上げた。

 「鉄は熱いうちに打て!じゃないけど、曲ができたらアレンジをこらずにすぐにスタジオで形にしていった。時間がないという反面、その迷いのなさが曲の勢いにつながってると思う」

 曲が生まれた時の初期衝動のままレコーディングに向かった結果、豪速球からスローボール、それにサイケデリックやグラムロック的な変化球と、緩急自在のバラエティに富んだアルバムが完成した。

 「時間の感覚がなくなるものにしたかった。映画でも好きなものはあっという間に終わったなって感じますよね。でもあとで思うと密度濃かったなっていう」

 気がついたら最後の曲。だからこそ髭の新作もまた聴きたくなるのかも。
シークレットトラックまで聴いた後で、ね。


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『QUEENS,DANKE SCHON PAPA!』髭
①とても愉快なテオドアの世界
②ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク2
③サンデー・モーニング
④ホワイトノイズ(Tokyo)
⑤アルペジア
⑥キングスバリー・マンクス
⑦ツァラトゥストラ
⑧ベルボーイ!ヘルプミー!
⑨地獄
⑩スローリーな地獄
⑪ボーナス・トラック
⑫フラッシュバック
⑬テネシーガール
(日本コロムビア 3/27発売)
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by mahalohilo | 2013-04-02 17:35 | マハロな音楽 | Trackback | Comments(0)