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“The Deep Blue Night 2-AFOC VS 佐々木亮介-”@沖縄Output

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 6月12日(日)、17時40分。梅雨明け間近の雨の沖縄、那覇市内にあるライブハウスOutput。佐々木亮介がアコースティックギターを手にしてステージに現れたのは、ほぼ開演の時間どおりだった。

 前日に、4月から始まった10th Anniversary“THE BLUE TOUR-青く塗れ!-”のファイナルを終え、その熱も醒めやらぬまま迎えた エクストラショー“The Deep Blue Night 2-AFOC VS 佐々木亮介-”。タイトルにあるように、ソロの佐々木とAFOCがガチで向き合うスペシャルなショーは、〈BEGINに紫にモンパチ ここは素晴らしい音楽の街〉と沖縄への想いをリリックにぶち込んだ佐々木の弾き語りブルース「Deep Blue Night Blues」から始まった。
 途中でモンパチの「小さな恋の歌」のフレーズも挟み込みながら全力で歌いきった後、「前座の佐々木亮介です」と言って苦笑い。

 コインランドリーと、染みついて洗いおとせない過去を重ねて歌われる「コインランドリー・ブルース」では、切なさや無力感を振り払おうとする気持ちの変化を、アルペジオからストロークへと変わるアコギの音と力強いボーカルで表現する。やけに染みる歌だった。

 ここで今回のツアーでサポートギターをつとめるキョウスケ(爆弾ジョニー)が登場。なんとギターを持たずにハンドマイクで、「楽屋でキョウスケ君と一番うたった歌」(亮介)というSMAPの「Fly」を2人でカバー。サプライズな選曲と、SMAP中居ばり(!?)のキョウスケのダンスに、「みんな、いいもん観れたね」(亮介)。


 梅雨の蒸し暑い沖縄、満員の熱気で会場内は真夏のようだ。そんな中で歌われたのが、冬の歌「ホットチョコレート」。甘くてほろ苦い青い時代の恋の歌に、会場の人たちはまるで雪景色が音を吸い込むように静かに聴き入っていた。

 そして最後に「沖縄でも戦ってる人がいると思うけど、戦ってる人のために歌います」と告げて中島みゆきの「ファイト!」のカバーを歌った。マイクを通さずに生声でもシャウト。胸の中に積もった感情の塊を吐きだすかのような心の叫びに、ただただ引き込まれてしまうだけだった。





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「Superstition(迷信)」のBGMに呼び込まれるようにAFOCがステージに姿を見せるとざわめきが一気に大きな歓声に変わる。
「a flood of circleです、よろしく!」
 その亮介の言葉をきっかけにエッジの効いたギターリフが会場の空気を切り裂き、曲へとなだれ込んでいく。行く先の不安を封じ込めようとするかのように“未来”という言葉を何度も絶叫していた、あの曲。1曲目は、バンド結成の翌年に発表したミニアルバムの冒頭に収められていた「ブラックバード」だった。

 キョウスケのヘヴィなリフから一気にバンドサウンドへと向かう疾走感がたまらない「ロシナンテ」。天を突き刺すように会場からいっせいに腕が振り上げられる。僕の目の前にいる男女は、この尖ったビートに合わせて、何度も何度も飛び跳ねる。汗も飛ぶ。

「なにしに来たの!? ロックンロールだろ!」と亮介が叫んで「見るまえに跳べ」。「青く塗れ」でヒートアップした身体に、さらに強烈なロックンロールが油を注ぐ。

「佐々木君も歌ってたけど、AFOCの戦いの歌」と言って歌ったのが「Sweet Home Battle Field」。本当の敵は自分の中にある。“今はもっと戦おうぜ 新しい傷さえ連れて!”というシャウトがドストレートに胸に突き刺さる。


 ここでMC。沖縄に前のりしたけど、「ずっとOutputにいる気がする」というHISAYO。前日のAFOCのファイナル、それが終わった後、深夜から同じ場所で行われた「イマイアキノブとの夜遊び@OKINAWA」にもメンバーと出没、そして今日。連日の疲れどころかさらに爆走する彼女を見ていると、きっとオリオンビールというハイオクガソリンが馬力のあるエンジンに火をつけているんだろうな(笑)。
 そして、1人だけ薄いブルーシャツの渡邊に「今日はDeep Blue Nightやろ!」と彼女がツッコミを入れて始まった「Paradox」でエンジン全開。さらに加速する。

 しょっぱなから「うぉーうぉーうぉー」と会場のレスポンスも上々の「スカイウォーカー」。「問題です。次の曲は何でしょう?」と言って始まった「Quiz Show」。「ここまできたらベストを尽くしてくれ!」と亮介が叫んで歌い始めた「ベストライド」では、会場でジャンプが繰り返される。そこで歌われる“世界を塗り替えるんだ 今日こそ”という力強いメッセージを、会場のみんなで一緒に大声で歌って気分は爽快。このメッセージに勇気をもらったのは僕だけではないはずだ。

「こんなに濃い2日間は他の街ではできないです。2日間で三回も衣装をかえるってヴィジュアル系みたい」という亮介の言葉が会場の笑いを誘う。そしてこう言葉を続ける。
「生きてる限りは自分たちのやりたいことをやり続けるしかないし、10年やりぬいた後に俺たちはこういういい出会いがあった。何を抱えてても自分がやるべきことをやり続けるのは間違っていない。まだ俺たちは転がり続けていくんで、また一緒にロックンロールしましょう!」

「今のAFOC、ねえさん(HISAYO)が入った(加入)した時にできた歌です。沖縄の人に捧げます…」と言って「感光」が歌われた。
 本土の0.6%のちっぽけなこの南の島に日本の約75%の米軍基地が集中している現実、戦後70年以上経った今も繰り返され、未だ後を絶たない米兵による様々な事件、差別を受け続ける歴史的事実、見てみぬふりを決めこむ本土の人たち、県民の訴えにまったく耳をかそうとしない政府の姿勢。「沖縄の人に捧げます」と言ってくれた亮介の言葉に、そして「感光」の歌詞に救われた気持ちがした。
“闇の中でこそ感じるのさ 希望の意味を I Feel The Shine I Feel The Shine I Feel The Shine”という歌に…。

 そうだ。たとえ微かでも光を感じて生きていこう。諦めずに、希望を失わずに、いつか未来が明るい光に包まれるように。I Feel The Shine!





 約2年ぶり、二度目のAFOCの沖縄公演。最初から最後までアツいライブだった。ライブが終わって、地下にあるOutputから階段を上がり戸外に出る。相変わらず梅雨の蒸し暑い夜は続いていた。
 会場の熱気で汗まみれの身体とは裏腹に、なぜか気分は晴れ晴れとして、爽快だった。

 そんな僕の気持ちを察するように、その夜から3日後、沖縄は梅雨明けをした。



   ▼6/11“10th Anniversary“THE BLUE TOUR-青く塗れ!-”Final
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by mahalohilo | 2016-06-18 17:46 | Trackback | Comments(0)  

BBQはやっぱ楽しい〜


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沖縄県出身、在住のキラキラPOPバンド「7!!(セブンウップス)」。
沖縄ではめずらしいポップな輝きとメロディセンスにデビューの頃からずーっと注目していたバンドだ。
何度かインタビューしているうちに、彼らの人柄にも惹かれてしまった。
明るくて、飾らなくて、気さく。
さらにメンバーのMICHIRUがわりと近くに住んでることを知って、勝手に親近感を抱いていた。
数ヶ月前の取材の後で、MICHIRUに「今度近所の居酒屋で飲もうよ」という話をしたのだが、7!!のツアーもあったりして、しばらく実現しなかった。

で、先週。ついに飲み会が実現!
最初は近くのオシャレ居酒屋に集まろうと思っていたのだが、夏日の沖縄の暑さに、僕の気分はすっかりBBQモードに。急きょ、僕の家でBBQをやろうよ、ってことにしちゃいました。


星空の下で、屋上から西海岸の水平線と北谷の夜景を眺めながら、美味しいBBQとビールで、ありカンパーイ!の予定だった。

が、しかし、当日は昼から雨…。この日だけ、梅雨に逆戻り…。しかも意外と涼しい。たはぁー。

でもすぐに、なんくるないさー、が心情の僕としては、雨ならベランダでやればいいじゃん、と予定変更。
MICHIRUにメールしたら、速攻、BBQ大賛成!との返信がきた。

で、当日。7!!はメンバー全員で家にやって来てくれた。
例によって、ファル娘の大歓迎を受けた4人(ごめんね、アホ娘で・笑)。やっぱ動物好きの人たちはよくわかってるんだね、ファル娘も。

しばらくして、ナル(中嶋成臣/元サースティロード/Hitomiサウンドプロデューサー)も参加してくれて、楽しい夜はふけていったのだった。

BBQの肉を焼く係は、7!!の若者男子たちに任せて、おじさんは食べる専門に。
若者たちよ、ホントよく働いてくれてありがとね(笑)。

オリオンビールと美味しいBBQ。
楽しい時間でした。

またやろうね!

P.S.  その時の写真がたくさん載ってるので、7!!のオフィシャルブログ(http://lineblog.me/7oops)を見てちょ!























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by mahalohilo | 2016-06-07 18:51 | 沖縄 | Trackback | Comments(0)