幸せの傘〜Happy Umbrellaが欲しいと思う今日この頃
このところ聴き続けている音楽がある。
電車に乗りながら、歩きながら、仕事をしながら、ぼーっと空を眺めながら…。
いつでも、どこでも、シチュエーションにかかわらず聴いている。
その時々の心境によって、そのたびにグッとくるポイントが変わってくる魔法のような音楽。
それがシナリオアート1st.フルアルバム『Happy Umbrella』だ。
どれも希望や未来を感じるポジティブさとマジメに向き合って、紡いでいる曲たちに背中を押される。
“笑われ バカにされて それでも歌っていれるのは 救われた 僕がいる 信じてる魔法のミュージック”と歌う「ナイトフライング」。
ヘコんだ時に音楽に助けられた経験のある人なら、誰でも頷けるはず。音楽の力と音楽のありがたさを、改めて再確認した1曲だった。
この曲もだが、ドラムの紅一点、ハットリクミコ作詞の「トゥインクリンピーポー」も、前向きに上を目指そうという、今の彼らの立ち位置や意識を映しているような前向きさが心地よい。
最近のお気に入りが「ブロークン」。
“昔 昔 あるところにおじいさんとおばあさんが住んでました”と、童話のストーリーを思い浮かべていたら、このおじいさんがおばあさんと一緒にダンシングナイトをエンジョイするという展開。
最近、ちょっと常識にとらわれすぎてたなと気づかせてくれる曲だった。
疾走感のあるサウンドで空想空間へとワープできる「スペイシー」にワクワクしたり、四つ打ちビートで、すっと一緒に笑える日が続く事を願ってたんだ、と今は隣りにいない大切な人を思い歌う「チェーンスモーク」にグッときたり…。
何度も聴きたくなるアルバムなのである。
7/3に東京・恵比寿のLIQUIDROOMで行われる初の全国ワンマンツアーのファイナル公演に行きたいなと思っている今日この頃。
by mahalohilo | 2015-05-26 11:59 | music | Trackback | Comments(0)